ローバーミニ:バッテリーを交換する。絶対に自分でやるのが安い。

長い間車検切れして走行していない、かわいそうなつゆだく(うちのローバーミニ )。さすがに長く走らせないと問題なってくるのがバッテリーです。

幸運なことに僕は今コンセントからクルマまで充電器を伸ばすことができ、これがあると走らせていなくてもバッテリーのメンテナンスが可能です。これまで4年ぐらい同じバッテリーで過ごしてきましたが、つゆだくに関してはほとんど充電したことないかもしれませんが。

■まぁさすがに4年使ったら交換していいかも。

これまで通勤で長距離を高速で走っていたりもしたので、バッテリーの劣化は小さかったのだと思います。でもクルマを全体的にリフレッシュするのと、ついでに増税前の駆け込みもあったので交換することにしました。

増税前にバッテリーだけ買っといて今のがダメになったら交換することも考えたのですが、最近のネットショップでは配達の入れ違いに廃バッテリーを回収(返送)してくれるサービスがあり便利です。廃バッテリーは処分が面倒なので、まぁ良いかと思い入れ違いに廃棄することに。

つまり注文してバッテリーが届くまでに、古いものを取り外しておく必要があります。取り外しは簡単で、トランクの右側にあるこの黒いカバーを外します。

よく見ると固定してあるゴムバンドの手前橋がフックに引っかかっているので外します。それだけ。

そしてカバーを外すとバッテリーが露出するので、プラスマイナスを同時に触らないように気をつけながら、ソケットのボルトを緩めます。プラスマイナス同じように緩めたら、金具がスポッと抜けます。抜けなければマイナスドライバーなどを使ってテコの原理を駆使すれば外れます。

■バッテリー交換で危険な点は腰を痛めることではないだろうか。

さてここまではサクサクっと来ました。後はバッテリーを搬出します。

あとはわかりづらくて申し訳ないのですが、上の画像でバッテリーの左に黒いステーが倒れているのですが、これはバッテリーが左右にガタつかないように固定するためのステーです。ボルト2本で締め付けられているので緩めればバッテリーを取り出すことができます。

あとはバッテリーを下すだけですが、ミニのサイズですらバッテリーは結構重いので、見た目から侮って無理な体制で持ち上げたりしないように注意です。トランクカバー越しに奥のバッテリーを中腰で引っこ抜けば場合によってはギックリ腰になりますよ。笑 あとはバッテリーボックス内を拭き掃除して、錆が出ていないかチェック。雨漏りやトランクにびしょびしょの物をいれると、こういうところに水が溜まって盛大に錆びます。なので僕は洗車のたびにトランクを開け放って乾燥させます。

■新しいバッテリーは何にしようかしら。今回はコスパ重視で。

バッテリーはその成分によって重さが異なりますが、元は鉛蓄電池なのでとても重いです。これを前後オーバーハング(前輪より前、後輪より後ろ)に配置するのは頂けないですね・・・運動性能に大きく影響しそうです。

ちなみにめぇ(パナメーラS)はリアトランクの後端の床をパカッと開けるとつゆだく(ローバーミニ)の倍サイズあるバッテリーと、BOSEの重そうなアンプが設置されています。めっちゃケツ重いやん。。笑

まぁそれはさておき外したバッテリーを明るいところで見てみると比重計の窓が綺麗にグリーン。たしかに全然バッテリー弱ってる感なかったし、急に捨てるにはもったいない気持ちになりました。

まぁでも取っておいても仕方ないので(災害対策としてはいいかもしれませんが)ちゃんと処分に出すことに。そして購入した新しいバッテリーはこちらのcaos。ネットで見ているとローバーミニに使用している人がそれなりにいるみたいで、安くて安心のパナソニック製です。
(僕が買った頃から最新型が出て、今はC8シリーズのようです)


これを新しく搭載することにします。ちなみに型番は60B19Lです。元々積んでいたバッテリーより小さくて(その分だけかわかりませんが)軽量です。うちのつゆだく(ローバーミニ)はカメラやフットライト、シートヒーターなど若干電装品が多いですがまぁこれぐらいで大丈夫でしょう。

ただローバーミニに搭載すためにはもう一つ部品が必要で、それが端子のアダプターです。最近の規格は一般的に端子径が小さくなっているようで、ミニの端子に合わせて太くするアダプターを取り付けます。

Amazonなどで調べたところオーディオテクニカ製のこれぐらいしかパッと見つからなかったので、あまり深く探さずこちらを購入しました。画像では1個しか見えていませんが、プラスマイナス2個入りです。

あとは元通り取り付けるだけ。作業していきましょう。

■バッテリーサイズが小さくなった分、がたつきは注意かも。

オラオラオラァッっと全く逆の手順で取り付けるとサクッと完成します。端子までつけたら一度通電チェックしておきましょう。エンジンかけるなどしてみればOKです。

あとは左の黒いステーでバッテリーを固定するのですが、左右方向はがっちり固定できても前後方向(手前奥方向)は多少振動で動きそうで嫌ですね。あとでいなくなったタオルなどを隙間に詰めておこうかと思います。

ちなみに固定用ステーを拡大するとこんな感じ。ボディ本体にはフックで引っかかっていて、ナットを閉めて固定します。ただしバッテリーケース自体はプラスティック製なので不必要に締めて負荷をかけないように気を付けてください。

あとはアースが心もとない感じですね・・・DIYか!ってぐらいなんでもないところに設置されています。せめて接点の掃除ぐらいしたほうがいいかもしれませんね!

ということでローバーミニのバッテリー交換でした。あ、一番最初の画像にあった黒いバッテリーカバーは忘れずに被せてくださいね。ショートの原因になりますから!

■おまけ。封印されし林檎様のCDがウィーン。

バッテリーを交換してエンジンをかけてみるときに気づいたのですが、CDデッキから出てこなくなっていた椎名林檎のCDがニョっと出ていました。今までCDがデッキに入っていないという表示で、全くCDが取り出せなかったので「本当にデッキは空で、自分がCDをなくしたのか」と思っていたのですが、やはり中で詰まっていたようです。

今回刺激を受けてニュっと出てきました。やれやれ。