いや納車された直後なんで7月の話なんですけどね。笑
納車されてすぐ普通に走っていると段差でフェンダーにタイヤが当たる問題があって、すぐにフェンダー処理するためにホイールを外したときの話です。昔々あるところに・・・。
購入したショップでも納車整備の際に「タイヤがそろそろ溝が少ないので、4本新品交換しておいた方が安心ですよ」と言われてたんですよ。特に今回ネガキャンついてるので、外側の見える溝とは違って内側の溝は減っていると。でもそのとき出されたタイヤの見積もりが結構足元見た値段だったのとコンチネンタルだったので(僕は基本的にミシュラン派)、使い切ってから安く交換した方がいいなと考えて見送っていました。ということで今回はタイヤの残量をチェックしていきたいと思います。
フェンダーのツメ折り作業の記事はこちら。
このページのもくじ。
右リヤタイヤをチェック。なんだよ、結構溝残ってるじゃないかぼったくりショップめ。
ということでジャッキで2トンの重たい車体を持ち上げてホイールを外しているの図。ジャッキなどを避けるために持ち上げるわけですが、なんせかなり太いタイヤ。鍛造ホイールなのでこれでも結構軽いのかもしれませんが、めっちゃ重いです。

持ち上げなきゃいけない場所を抜けたら、これを「タイーヤマルゼンホイールマルゼン」とCMぐらいの勢いで転がしながら外に出していきます。しかし太いですね。こんなに太い扁平タイヤなので転がしておいてもまったく倒れる心配がありません・・・。

こんな太い扁平タイヤなのに結構なネガキャンつけようなんて何考えてるんですかね、めっちゃムダでアホですよね。笑 僕はそもそも走行性能をスポイルする系のチューニングがあまり好きではないんで詳しくないですが、たぶんもうちょっと扁平率の高くないタイヤでちょっと引っ張りながらつけるとタイヤ設置面全体が丸いので、もうちょっとネガキャンに合うと思うんです。
この扁平率と重さでネガキャンしてると設置面積が思っているより狭いのと、ハブへの負担がすごそう・・・。
と言いつつアジャスタブルでもなさそうなのでこのまま乗ります。このままのホイールでホイール立てるとフェンダーに当たっちゃいますし。また困ったちゃんを迎えましたね。笑

で、右リヤタイヤの溝。外側から見ていきます。ネガキャンにおいて外側のタイヤというのはあんまり使われないので減りづらいです。しっかり溝が残ってますね。ぜーんぜんまだ使えそう。

上の画像は肝心の車体内側。まぁたしかに内側なんで外側より減っていますね。それでもスリップサインまではまだまだ残っているので、僕のような走行距離だと当面乗って入れそうな溝の具合です。
なんかこういう車体の大きな重たいクルマや、パワーのあるクルマに乗っているとタイヤは減りやすいのですが、たまにインタビュー記事やSNSで見かける「ポルシェはすぐタイヤ交換になって維持費がかかる」みたいなのを見ると「ほんまか?」と思っちゃいますね。まぁ僕の場合はそもそも数万キロも乗らないというのはあるかもしれませんが、そういう人は街乗りでもガンガンアクセル踏むような運転をするんだろうなと思います。信号発進時とかもゆっくり踏み出してるとそんな勢いで減らないと思いますよ。

ちなみにホイール裏。結構スポークの隙間からも見えるんですが、わりと汚れていますね・・・。たしかにスリーピースホイールってボルトの部分は汚れが残りやすいですし(だから僕は避けたい)、このホイールのデザイン自体が上の画像で見ての通りスポーク裏の溝に水が残る設計なんです。雨でここに水が入ってくるかはなんとも言えないですが、洗車したらここに水が貯まるので、スポーク裏のボルト近くが汚れてるのは道理って感じ。
ここまで径の大きなホイールにすると、タイヤ内の空気量を確保しなきゃいけないのか、ホイールの歪みを防ぐためなのか、このホイールの中央は出っ張ってますよね。これがホイールに水が溜まる要因でもあります。
左後ろ側のタイヤもチェックする。溝は大丈夫だけどクラックは出ている。
左後ろのタイヤもおんなじような感じです。下の画像は内側ですが、十分に溝の高さがありそう。

うちのサカキ様(クアトロポルテ)は左ハンドルなので、1人で乗っていると左側のタイヤがすり減っていきそうなもんですがそんなことはなさそうです。

ただし外側のショルダーはクラックが入り始めていますね。タイヤは古くなってくるとショルダーからクラックが入り始めるので、それは仕方のないことですぐ交換しないと乗れないわけではないのですが、まぁ心理的にはちょっと不安にはなってくる頃です。ちなみに僕の感覚的にピレリは(イタリアタイヤなのでイタリア車に履かせたくなるけど)日本の気候だとクラックが入るのが早いと感じます。
クラックとは別にタイヤにはフェンダーに当たったであろう跡もあります。やれやれ。さすがにそれがタイヤを深く削っていってしまうような感じではないですが、やはり不安要素なのでフェンダーヒットはなくしたい。

内側の方が負担はかかっていると思いますが、同じようにクラックが入っていますね。こういうクラックがあまりに酷くなってくるとバーストという憂き目に遭います。僕は高速道路でパナメーラがバーストして停まってるのを見たことがあって、パンクじゃなくてバーストってのがやっぱりタイヤが古かったんじゃないかなと思うわけです。こう見えて慎重派なのでタイヤは結構怖いなと感じており、唯一地面に触れるモノなのだからちゃんとチェックするのと、ケチって安物を買わないようにしています。
さて、外したついでに一生懸命ホイールを洗っていきましょうかね。これだけデカいとつゆだく(うちのローバーミニ)のホイールと違って大仕事です。

