クアトロポルテ:買ったのは既にまぁまぁ手の入った個体。これは車検に苦労しそうだ・・・。~②ローダウンとツライチホイール編~

さて先日唐突にアップした「クワトロポルテ買ってきました」という話。このタイミングで旧型(つまり第5世代)の購入に踏み切ったのは、V8フェラーリのエンジンをこれだけお得な、つまり安い価格で手に入れる機会がなくなってしまいそうだから。というとマセラティブランドには失礼ですが、エンジンを含めて全体が魅力的なクルマであることは事実です。

今回は僕が購入した個体はノーマル状態ではなく最初からいくつか改造をされているので、今回はどんな装備なのかと、なぜそんな個体を選択したのかについて書いていきたいと思います。前回の記事はこちら。

クアトロポルテ:買ったのは既にまぁまぁ手の入った個体。これは車検に苦労しそうだ・・・。~①エキゾーストマフラー編~
さて先日唐突にアップした「クワトロポルテ買ってきました」という話。このタイミングで旧型(つまり第5世代)の購入に踏み切ったのは、...つづく

ホイールはハイパーフォージドの21インチ。ぶっちゃけ好みじゃなけど大事にしよう・・・。笑

ホイールはハイパーフォージドの21インチがついてます。モデルはわからないですがピアスボルトが入ってるので3ピースで、ポリッシュです。ピカピカでとにかくデカい径の「ザ・いかつさ」を狙った高級車って感じですね。

ぶっちゃけ僕の好みではありません。笑

ハイパーフォージドって品質的には日本製で良いのだとは思いますが、いかつさが前面に出てる感じが好きになれないです。デザイン的にホイールだけゴテゴテしていて、空ぶかししながらストロボつけて走ってるような人種のイメージが強い感じ(すいません、僕の偏見です)。

それにポリッシュも好みじゃないですね。クラシックカーのワイヤーホイールなんかがピッカピカの鏡みたいに磨かれてるのは本当に美しいと思うんですが、そうじゃないポリッシュは(現代の金属が露出していないデザインの車において)トータルバランス中で浮きやすく、ギラギラビカビカみたいな上品さに欠けるのも好きじゃないです。それと現代だと金属バンパーをつけることもなくなったことが、ポリッシュ = 逆にメッキのイメージがあるのも高級感を損なう気がします。

クワトロポルテ

さらに言うとスリーピースというかピアスボルトがあるホイールも重たそうに見えて好みじゃないです。実際軽いらしいですが、ボルトまみれって見た目に重いのと汚れが溜まりやすくホイールとしては綺麗に維持しづらいですし、僕のように長く保有したい人間からするとホイールにボルト固定箇所が多数あるってことは、長期で見ると円心がズレるのでは?というふうに見えちゃいます。

今回珍しくめっちゃ否定してますがすいません、好みの問題です。ハイパーフォージドが好きな人ごめんなさい。笑

基本的には僕はホイールは機能派なんです。スポークがシンプルな方が洗いやすいし(なにげにこれ、普段クルマと付き合う上でかなり大事)、細くてシンプルな方が軽そう。スポークが細かいデザインでピアスボルトがあっても好みと思うのはBBSぐらいでしょうか。これは純粋なデザインというより積み重ねられたヒストリーがかっこよく感じさせるのかもしれませんが・・・。あとオフロードホイールはピアスボルト入りのゴテゴテしたのが重厚でいい雰囲気になるかもしれないですね!ランクルには似合う!

ハイパーフォージドのホイールに関してめっちゃディスりましたが、自分で買うと結構お高いみたい?なので付いてたものは大事にします。笑

あとハミタイ。これも後輪は車検で引っかかると思われるが、スペーサーも入ってないっぽいので調整ができずに困る予定。笑

実車見たときにスポーク裏側は汚れが溜まってるのか、もはや錆びてるのかコンディションがイマイチだったので(ポリッシュだからなおさら気になるかも)納車されたあと早いタイミングで対応したいところです。きっとガソスタの自動洗車機にしか放り込まない人は、ホイールの内側の汚れは気にしてないんでしょうね・・・。BMW、メルセデスの複雑なデザインのホイールだけブレーキダストでまっ茶色というのもよく見ます。

ホイールの内側なのでこれは一輪ずつ外してキレイにするしかないですね。こういうところは販売してるショップでも納車時に何もしてくれないでしょう。外して洗えるだけ洗ってみて、錆び取り剤を使うか研磨してみるかでしょうか。ポリッシュデザインなので磨くとなるとちゃんとやり切らなきゃいけないので大変そうです。

そうそう、あとね、ハミタイしてるっぽい。笑 フロントは大丈夫そうなんですが、リヤはちゃんと測ってないけどパッと見た感じハミってるっぽいですね。そしてさらに覗き込んだ感じスペーサー入ってなくてホイールそのものでここまでオフセットされてるっぽく、これはスペーサーを抜くという対応もできず車検に困るやつ。笑 ちょいハミなら片側10mmまでの後付けフェンダーで逃げるかなぁ。

フロントはフロントでローダウンが効いてホイールハウスに当たりそうな感じでしたけど、お店の人が乗ってた感じだとそれはないとのこと。ただズリハンすると危険とは言われました。

メカサスであるクアトロポルテのローダウンはスプリングでやっているっぽい。だから車高は調整できないみたい・・・。

そうそう、ホイールやってツライチというかアウトにしてるってことはもちろん車高もローダウンしてます。ただし入っているのは車高調じゃなくてローダウンスプリングのようです。実車ではチラッと見た程度ですが、ホイールハウスは深くなさそうでタイヤが深くバンプするとホイールハウスにヒットしないのか心配になっちゃいました。

クワトロポルテ

いちおうこのクリアランスで擦らないってことはバネが結構硬いのかも。それにてっきりこの手のクルマはエアサスだと思ってたんですが、世代なのか設計思想なのか、そもそもメカサスのようです。これは僕としては高評価。というのもエアサスは確実な寿命があって、コンプレッサーもサス本体も壊れる要素(あるいは経年劣化する要素)が大きく増え、ダメになればかなり大きな金額出費することになります。最新はどうなのかわかりませんが、数年前時点ではメルセデスベンツに行ったって「エアサスの耐用年数は8年」と言われるので新車から10年の節目を迎える前にエアサスが逝く可能性は大。ちょっと古いクルマを買うとか、長く保有したいならいずれぶつかる壁です。

ただメカサスでスプリングローダウンって、これも車検や普段乗りで車高が引っかかるようなことがあっても調整する逃げ道がないってことですね。いや超絶勢いで買ったけど大丈夫かこの個体。笑 ただエアロはついてないので、ガソスタやコンビニの出入り、コインパで下をすることは(そっと出入りするなら)ないとのこと。

一応雨天やコインパも含めて普段乗りするつもりなので、もしかしたら多少乗りやすくするためにエクストリームさを下げる必要があるかもしれないですね。

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