ミニ5ドア:JCW購入までに悩んだクルマ。ミニ5doorの居住性。~後部座席編~

さてじょんじょん(ミニJCW)の購入までに悩んで色々試乗したシリーズ、と言っていきなりミニグループ内での競合なのですが、5doorモデルのミニです。

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ミニというと元々は3door 4人乗りが基本でした。それに5doorクロスオーバーや、同じく5doorの現行クラブマンなどが追加されてどんどん一般peopleに普及してきたのですが。その中でも、いわゆる「ミニと言えばこれ」という形のシリーズにも一般に手が出しやすい5doorが存在します。

■やはり普段の使い勝手には大きな差が!2ドア車と4ドア車はどう違うのか。

もうこれは言うまでもないのですが、F55 5doorとF56 3doorでは普段の使い勝手に大きな差が出ます。ちなみに3ドア/5ドアと言っているのは、こういったハッチバックの場合リアゲートもドアにカウントする為です。実質乗り降りするのは2ドア/4ドア。

さて購入するドア数、これはミニを買う際に「何人乗る予定なのか」に依存するのですが、後部座席を使うのであればやはり後ろにもドアがある5doorに圧倒的な分があるでしょう。ドアを開けてそこに座れるというのと、ドアを開けてフロントシートを前にどけ、そこから腰を低くかがめて後部座席に滑りこむことでは結構違いますよね。でもそれだけではないんです。

僕は元々クーペ乗りなので2ドアや3ドアに慣れているのですが、こういう乗る用のドアが2枚しかない場合、後部座席にも乗り込めるように間口が車体の前後方向(フロント⇔リヤ方向)で長くなります。でないとフロントシートを前に倒しても後部座席に入っていくだけの隙間ができないからです。

■2人しか普段乗らなくても、それでも4ドアは便利。なぜならドアが長いから。

さらに課題なのがこれよって、必然的にドアの長さも長くなります。これが結構不便のもとで、ドアが長いということは日本の狭い駐車場で乗り降りするのにドアが大きく開けづらくなります。ましてやミニになると案外ドアに厚みがあり、結構広く開いたつもりでも、内装に足が当たってしまって出入りできないんです。

ましてや2ドアモデルで後部座席に乗り込む為に、かなりドアを大きく開く必要があります。でないと滑り込むだけの隙間が取れないんです。なので普段出先の駐車場では、左右どちらかが停まっていない場所に停めるか、もしくは先に後部座席の人を下ろしてから駐車する感じです。

この点まで考えると、
「うちは滅多に後部座席使わないからいいや」
と思っている場合でも、5doorを選択するメリットに気づいてもらえるのではないでしょうか。

そう思うと以前マツダRX-8で採用されていた観音開きの2ドアスポーツカーとはよく考えられていますね。さすが日本メーカーだけあって日本の事情をよく汲んでいると思います。

■後部座席に3人乗るのはキツイ!やはり現実的には4人乗りかも。

さて後部座席。どうやら3/5ドアでフロントシートの広さは変わらないらしいのですが、後部座席は結構変わります。

まずそもそも、5ドアモデルになると乗車定員が5人になります。これは大きい。いざっていうときに5人目が乗るのは、ちょっとした送り迎えなどに重宝するんです。

そして実は車体の全長では5ドアのほうが165mmも長いんです。これは結構違いますよね。そうするとリアシートの足元スペースは40mm前後に広くなります。3ドアで後ろに人を乗せると、運転席も好きなシートポジションとはいかず、ちょっと位置を前に詰める感覚です。

そして横方向ですが、3ドアよりも後部座席の室内空間が60mm広いんです。元々3ドアでは壁が厚めでシートもセンターに寄っているのですが、これをギリギリまで広げた感じです。

とはいえ、とはいえですよ。これで大人が3人並んで座れるかというと難しいですね。ギッチギチに詰めれば座れるかな、というぐらい。さらに真ん中の席は足元にセンタートンネル、ドリンクホルダーがあるので、そもそも設計上定常的に5人なることは想定してないと言えます。