ミニJCW:次はヘッドライトリングをカーボン柄にラッピングする。

先日のテールライトのリングに続き、次はヘッドライトをラッピングしていきます。テールライトは「四角形」だったので角のカーブがきついこともあって4つの辺に分けて貼りましたが、ヘッドライトは「円形」なので細長くフィルムを切り出して円形に伸ばしながら貼っていこうと思います。

前回の記事はこちら。

ミニJCW:テールライトリングをカーボン柄にラッピングしてみる。
さてはて。最近はクルマは生活に必要なので使っているものの、洗車をする程度でDIYなどはしていませんでした。このブログ的にはツマラ...つづく

■フィルムは均一に伸ばさないとカーボン柄がゆがむ。

テールライトのリングは側面が結構立体的なので綺麗に貼るのは難易度が高いのですが、ヘッドライトのリングは円形かつ側面は薄い形状なのでそれほど難しくなさそうです。

ただ直線で切り出したフィルムを円形に伸ばしながら貼っていくので「均一に伸ばす」ことだけ気を付ける必要があります。均一に伸ばせないとカーボン柄がゆがむことになってしまうためです。

コツとしてはフィルムに遠くから均一に熱を入れることと、ふにゃふにゃになるまで熱を入れすぎないこと。それと文面では説明しづらいのですが、リングに接着されている間際でフィルムを引っ張ると部分的に伸びてしまうので、フィルムの遠くをつかんで少しずつ全体を伸ばしていくことが大事です。


ちなみに僕が使用しているヒートガンはこちら。高くないので買ってしまったほうが良いと思います。ドライヤーで作業してもいいのですが、厚手のプロテクションフィルムなどになるとドライヤーではパワー不足を感じます。

逆にヒートガンをドライヤーの代わりにすることはできませんよ。笑

■フィルムが大きくないので半分ずつ貼ることに。

購入したフィルムはサイズが大きくないので、細長い帯状に切り出したときに一周分の長さがありません。なので半分ずつ2枚に分けて貼ることにしました。半分貼った後はこんな感じです。よく見るとゆがんでいる個所がありますが、まぁ良いでしょう。笑

このカーボン柄フィルムは以前からずっと使っており、今はなきぽすけ(ケイマンS)に積んでいたスピーカーからMacbookまでラッピングしましたが、途中で剝がれてくることも劣化することもなく使えていました。カバーをかけてしまうのでキツイ日焼けは未検証ですけどね。

ちなみにMacbookで数年使った後、つい昨日はがしてみたのですが、創造よりも綺麗に剥がれて糊残りもありませんでした。これはめっちゃ大切なことで、塗装せずにラッピングするのは売却時などに元に戻すためで、綺麗にはがせないと除去にかなり手間がかかることになります。

裏面はこんな感じで折り返して貼り込んでいきますが、ヒートガンでしっかりと温めて伸ばしながら貼っていかないと内周側は貼れません。貼った後もしっかりと熱を追加で入れて定着させます。これは何かというと、無理矢理貼っても縮もうとする力が強いと剥がれてきてしまうので、貼った後に改めて熱を入れて適切にフィルムを伸ばして剥がれづらくします。

見えないところなのできれいでなくともいいですが、リング固定用のクリップにフィルムが被さってはいけないので端で最低限の余白を残してカットしていきます(上の画像はカット前)。半分ずつ貼った継ぎ目は気にならない感じだったので、今回はまず赤いアクセントは貼らないことに。

そうそう、ラッピングフィルムはフィルム自体の伸縮性とエア抜け、それに接着材など結構技術的に差異が出やすく、要はアタリハズレがあると思っています。安心なのはやはり3M製だと思いますが、今回使用したカーボン地は3M製ではないですが非常に良い商品だと思っています。

■取付はクリップのみ。このクリップ土台が壊れやすくて厄介者なので注意。

ヘッドライトのリングはボンネットを開けた裏からクリップを外すと取り外せます。取り付けるときはパチンとはめていくだけなのですが、このリングとクリップは別部品で、リングにクリップをセットしておいてからボディに取り付けることになります。

で、問題はこのリングとクリップの強度。リング側の土台がやたらと強度が弱く、すぐに折れます。。さらにこの黒いクリップも軽くリングにはまっているだけなので、すぐどこかに飛んで行って紛失します。エンジンルーム内に落ちるとまぁ見つからないですね・・・

折れると修復不能なので取り外しと取り付けの際は丁寧に扱わないといけないです。

ということでバタンと閉めるとこんな感じ。おー、いいですね。ブラックはやはり印象が締まるというのと、マットカーボンなのがやる気を感じて尚良かったですね。

ちなみに僕なりのデザインポリシーがあり、つゆだく(ローバーミニ)にはカーボン柄は一切ナシ。これはスポーツ方向に振っていないので、黒くしたいならサテンブラックです。理由は違いますがめぇ(パナメーラS)もカーボン柄はナシ。こちらはポルシェにカーボンを入れるならモノホンでなければならないだろうと思うためです。

いやしかしじょんじょん(F56 JCW)のカーボン柄は大満足ですね。最後に同じような角度で撮った新旧比較をしてみたいと思います。

同じような角度の写真で見比べてみると結構印象に違いがあることがわかります。リングをブラックアウトすると女性のアイシャドーと同じでメリハリが出るのと、ライトが少し奥まったような立体感が出ます。

ほんとはインナーもブラックアウトしたいところですよね、、、でも不可逆加工になるので悩ましいところです。念のため、最後にディーラー車として売れる方がいいかなと。