パナメーラ:自分でポルシェをユーザー車検に持ち込んでみる。~事前準備編~

めぇこと僕のパナメーラSですが、いよいよ車検の時期になりました。僕が所有して2回目の車検なので購入してから4年ということになりますね。結構長く所有しているようにも思いますが、まだ4年かと思う気持ちもあります。僕は愛着が湧いてしまうとなかなか手放せないタイプのようです。

長男が生まれるにあたってファミリーカーを、と(いう口実で)購入したパナメーラなので確かに4年ぐらいなのですが、このところ濃い生活を送っていたので長く所有しているように感じます。

そういえばケイマンSも5年ぐらい所有していましたね・・・(今だに手放さなければよかったと思っている)

■パナメーラをユーザー車検に持っていく?あまりそういう人はいないはず。

いずれまた書きますが、今回車検前にめぇ(パナメーラS)を売るかどうか結構悩みました。その結果まだ所有していようと決めたのですが、前回の車検はポルシェセンターで受けてしっかりとチェックを受けており、そしてその後は走行系などはトラブルなし。その前はいろいろありましたが・・・

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ということで今回は節約を兼ねてディーラー以外で車検に出そうと考えました。それも以前はポルシェを扱い慣れているという意味でまぁまぁ信頼できて安い車検依頼先があったのですが、そこも潰れてしまったのです。なので今回はユーザー車検に挑戦してみようかと。

たまたま夏休みが2日間取れていたので、、、とれたのは11月後半ですが、、、笑

ユーザー車検の悩ましいところは車検場が平日しか開いていないことですね。ということは土日休みの人間でない限りは、仕事を休まないと車検場にいけません。さらに言うと、もしこれで当日合格できなかったら(基本的に3回まで受けられる)別日に再度検査ということになりますが、そんなまた仕事休めるんだっけ?という問題もあります。そして車検は”車検の期限から1ヶ月前から”しか受けられないので、あまりギリギリに受けて合格しないと車検切れのリスクもあります。。

■案外狙った日に車検場を予約できるかはわからない。まずは予約だ。

まず車検準備ですが、とにかくまずググって流れを理解しておきます。必要な金額、書類、当日の検査工程、なにより検査で何がクリアできていれば良いのか。もし修理や調整(車検非対応部品の取り替え)などが必要なのであれば、それなりのリードタイムを確保しておく必要があります。

そしたらともあれまず検査場に予約を入れます。車検場は行けば検査を受けられるわけではなく、事前に予約が必要です。しかも時期によっては混むらしく(決算前に大量に売れたあるいはディーラー自社購入登録した新車とか)狙った日に予約を取るためには早々に予約することが望ましいです。予約はネットでアカウントを作れば誰でも可能で、事前にはカード登録なども不要。

予約するのは以下の国土交通省サイトから。

https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do

全てがそうなのかわかりませんが、僕が行った検査場は平日の午前2枠、午後2枠になっており、本当は朝イチがよかったのですが予約がいっぱいだったので午前第2部を予約しました。

■事前に最低限の動作確認はしておくこと。灯火機とか。

続いて事前準備ですが、ひとまず必要な物品が揃っているかとか、わかる範囲のライト周りをチェックしておきます。

まず物品については覚えている範囲ですが、

  • 発煙筒もしくは非常信号等(発煙筒は期限が切れていないこと)
  • スペアタイヤもしくはパンク修理キット

あたりは必要になります。基本的におろしていなければスペアタイヤかパンク修理キットは載っているとして、発煙筒は車検毎に期限が切れていると思った方が良いです。普通にホームセンターで替えが売っているので購入して交換しておきます。

今回はたまたま行ったホームセンターにLEDの非常信号等しか売っていなかったので、割高ですがLED製を購入しています。一度購入してしまえば電池を交換していけば長く持ちますし、車検対応品です。

非常灯を差し替えたら、あとはライトを一通り確認します。ロービーム、ハイビーム、パッシング、左右ウィンカー、ハザード、テールライト、ブレーキライト、それと忘れてはいけないナンバー灯。ブレーキライトはブレーキペダルを踏んでもう1人に確認してもらうのがいいですが、一人しかいなければ暗い時間帯に左右後ろがブレーキと共に明るくなるか確認します。

ライト以外ではウォッシャー液。これは車検場で検査項目に入っているため、事前に動作確認と液の補充が必要です。僕のように、

「ウォッシャー液なんて使うと逆にボディが汚れるから、窓はタオルで拭けばいいやん」

みたいな人間はウォッシャーなんて使わないので、案外ノズルが詰まっていたりするので注意です。

■残りの検査項目は車検場近くの予備検査場で確認するしかない。

車検場の検査については、上記の灯火器類やウォッシャーの動作をスタートにして、メインの車体動作をいろいろとチェックされます。

もちろん一般に定期的にディーラー整備されながら乗っていて、自分でいじくり回していなければ、あまり車検に落ちるようなヤバイことはないと思います。さすがにブレーキが効かないとかで車検に引っかかることはレアケースだと思います。引っかかるのはライト類の玉切れとヘッドライトの光軸が多いのではないでしょうか。

最近の車で、普通に乗っていて光軸がずれるようなことはないように思いますが、ハロゲンからHIDに替えるとかしていると光軸がずれる可能性がありますね。自分でいじっていたら要チェックです。

車検場での検査は1日あたり時間が許すなら何度かチャンスがありますが、同じ検査項目を事前に予備検査場で確認することもできます。まぁ事前に受けようが1度目に検査場でNG食らおうが、いずれにせよ修理や調整をしないと合格には至りません。なので僕は予備検査は受けずに車検に挑み、1回落ちたら内容によっては近隣の予備検査場で調整するか、という気持ちで挑んでいます。

車検をお願いするのはディーラーやガソスタでもいいのですが、業者に車検を依頼するということはこういった事前の確認・整備をしてくれるので確実に車検を通すことができるということですね。もちろん不具合があって大きな整備となれば別途料金がかかりますし、ディーラーなどの車種専用検査をしてくれる場所では、車検場での最低限の検査以外にもクルマの正常動作を担保してくれます。

まぁその分手間賃が必要になるわけですが、この辺りは何を取るかだと思います。僕は車検2回に1回(つまり4年に1回)は基本的にディーラーに預けてフルチェクしてもらいつつ車検を通そうと考えています。

次回実際の自動車検査場での流れについて記載していこうと思います。