ローバーミニ:費用対効果を捨てて内装にレザーステッチを入れる。まずはエアダクト。

ちょっと仕事の話です。

僕は費用対効果をかなり気にするタイプの仕事をしています。
人にやってもらう場合はその結果(専門的な知識、それに作業品質や早さ)&それにより自分に生まれる自由な時間、それらとかかるお金を天秤にかけてばかりいます。
すぐ工数が、って言ううるさい奴ですね。笑
多くの場合、こんな人は圧倒的にDIYに向いていないように思います。
餅は餅屋、お金を払ってプロにお願いした方が品質がよく、かつその作業分の時間が浮くと考える人がこのタイプではないでしょうか。

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でも僕は「興味あることは全部自分でやりたい」という欲求に駆られてDIYをするタイプです。
費用対効果を度外視した途端、どんなに時間がかかって、なかなか品質が上がらずにやりなおしても、自分の好きなものを作れる。
そこに魅力を感じます。
一方で自分の場合は「趣味なんで!!」と断言できるからこそDIYできるのであり、それを仕事にはできないタイプだとも思います。費用対効果を考えると決してよくはないからです。
あーもうこれ費用対効果度外視だわ。
と僕の中で言えるものの代表がレザー(革)の手縫いです。
革ミシンもないので手で縫うのはすごく大変。縫い目も綺麗にするのは難しいし、すごく時間がかかります。
ましてや今回はフェイクレザーで裏に両面テープも付いているので縫わなくてもいいんです。
でも、でもですね。
ステッチが入るとかわいくなるんだなぁ。笑
そして手間がかかったぶん愛着がわく。(たまにさっと作っても長く使うレザークラフトもあるんですが)
つゆだくちゃんの内装をベージュレザーに置き換えるにあたって「ちょっと縫う距離も長いしめんどくさい」と思っていたのですが。
とうとう腹をくくりました。縫います。
まずは手始めにエアダクト?の部品をレザーにします。
クラシックミニのエアダクトは外気を取り入れるために付いていて、(少なくとも97年モデルでは)エアコンとは別の通気口です。
でも右は涼しい風が入ってきます。左はエンジンから出た暖かい風が入ってきます。笑
だから気温によって使い分けてます。

黒いのがエアダクト周りのリングです。
ねじ込み式になっているので回すと簡単に外れますよ。
今回はベージュのレザーでこのリングをくるんでいきます。
うちのつゆだくは内装を黒とベージュで基調を揃える方針です!
でもステッチ(縫い糸)はボディカラーと同じオレンジでアクセントにします。

先に必要な幅、長さを測ってレザーをカットします。
裏面のテープを剥がす前にステッチを入れてしまいます。でないとベトベトくっついて粘着度が下がってしまうので。

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写真は縫っている途中です。
もっと綺麗に縫いたいのですが・・・悔しい。
直線を縫いきったら黒いリングに貼り付けて、そのうえで継ぎ目を縫い合わせていきます。

縫い合わせたのが上の写真です。
既製品では手に入らないオリジナルがDIYの魅力ですよね!

片方完成しました。
もう反対側はステッチなしでレザー貼っていますが、オシャレ度はやはりステッチ有りが抜群に高いと思います!
最近の高級車(ポルシェとかフェラーリとか)はオーダーメイドプログラムでステッチを入れたり、そのレザー、糸の色を指定できたります。
もともと純正オプションの範囲内でできるメーカーもあるみたいですね!
ただしこれらは新車でオーダーする、かつメチャメチャお金をつぎ込める人限定。。
DIYはコスト削減にも大きな効果があります。
でも普通の人には既製品かと思ってもらえるような品質も求めていきたいところです。

ちょっと写真が白飛び気味ですが装着したところです!
うん、結構目立ちますよ!ただし他のいろいろな部品も同じようにベージュレザー×オレンジステッチにしていったほうが全体整合が取れます。
一箇所やってしまうと他も同じように頑張らなきゃならないですね。。笑
ちなみに継ぎ目のステッチが汚いので、この写真の後、継ぎ目部分は下にくるように回転させました。

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