ケイマン:夜中の東京をポルシェで流してみる。

先週金曜日は珍しく深夜ドライブに。

お供はもちろんぽすけ(うちのケイマンS)です。基本的に僕はめちゃめちゃマニュアルトランスミッションのケイマンSに乗りたいのですが、日中の都内の渋滞や、そもそも通勤以外で独りで車に乗って出かけるタイミングがなく、なかなか乗れていません。

さて今回の行き先は特段ないのですが、なんかどっか行った感がほしくてお台場へ。

■ストレス社会ですね・・・

人は生きていればストレスが溜まるわけで、ただ日々何かしらの方法で少しずつでも解消して生活してるわけですね。別に海外旅行に行かなくても、ちょっと缶ビールを引っ掛けたり、好きな音楽を聴いたり、普通に寝たりという些細なことでバランスを取っています。

でもストレスのインとアウトのバランスが取れなくなった時、つまり過剰にストレスが溜まった時には、何かスカッとすることをしたくなるわけです。

でもそんな時間がない、そんなお金がないというジレンマを抱えるのが社会一般で、その苦しさは僕も含めて、イライラが連鎖して余計にストレスがたまるというストレス社会への悪循環へ陥れてきます。

まぁ何が言いたいかと言いますと、僕はいい加減ムカつくしストレスが溜まったということです。笑 そんなとき、のんびりと流すのは気持ちいいですよね。イライラしている時こそダラダラと流すように心がけてはいて、イライラしながら運転するとそれはもちろんロクなことがないですし、車がかわいそうなわけです。

気持ちよく走るにはもちろん渋滞がないことが重要なポイントですよね。

■苦しながらもスポーツカーを維持・・・

僕はなんとかぽすけ(ケイマンS)をキープしていますが、実際は維持にお金がかかるものの、なかなか乗れません。子供が産まれてから、僕が1人で勝手に出かけられるシチュエーションなんてないわけです。そうなれば2シーターに乗れる機会はなくなります。

バッテリーがあがるので止むを得ず通勤の時に乗っていくか、こうして土曜の夜によなよな連れ出すしかありません。通勤だと混み合った都内を走っていくので、あまり気持ちよく走れるものではありません。

なるほど、これが世の中の人がスポーツカーを手放していく実態かと。

自分はそうはならん!と思っていたものの、実際体験してみればいかんともしようがなく、結局は車がかわいそうでもあります。。

■お台場から東京タワーへ。

行きは首都高に乗ってお台場に向かい、帰りは下道でダラダラと帰ってくることに。

せっかくの空いてる首都高とはいえ飛ばしはしませんが、窓は全開で音楽はなし。住宅街は静かに走って、高速に乗ったらギアは低めでエンジンを回してあげます。何より車の音を聴いているのが気持ちいいんです。窓開けて風も入ってきますし、エギゾースト音も入ってきます。

夜中に音楽かけずにこうして走るのが大好きで、ちんたら6、70キロで走っているとケイマンは氷の上を滑るように無抵抗に進んで行くんです。これには最初本当に驚いて、なんつー精密機器だと声に出しました。スムーズなんです。そのため余計な音がせず、ミッドシップということもあって、クリアにエンジンと排気の音、タイヤが地面を転がる音がします。

こんな感じで走っているとなんか変な音がすれば調子もわかります。

ま、結局は写真を撮った以外は車から降りていないという。笑

家を出て行ったのもパジャマ状態で、短パン・Tシャツ・ビーサン(僕は運転する時必ず靴を脱ぐので何を履いていても関係ない)なので、どこかに降りれる感じでもなかったのですが。。

帰りは六本木を通ったのですが、見てくださいこのスタバ。夜19時かと思うぐらいに人がおり、テラスの席も外人を中心に結構席が埋まっているのです。なんだか久々に眠らぬ街を見たように思います。

たまにはこんなドライブもいいですね。首都高を走っていくのもいいですが、空いている下道を音楽聴きながら流すのも嫌いではないですよ。