愛車生活:花粉と黄砂がすごい!まとめて洗車だ!

いやー本当にこの時期嫌になりますね。花粉と黄砂。強い西日なんかにクルマが照らされるのを見ると、表面に恐ろしい量の粉末が付いていることがわかります。

風の無い日と思っていた日に洗車してちょっと乾かしてからカバーをかけようとすると、よくよく近くで見れば既に花粉や砂埃の粉が乗っていたり。。

■やれることは、なるべくカバーをかけておき、マメに洗ってやることだ。

じゃあもうカバーかけて封印するか、カバーかけずに汚れっぱなしにしといて、花粉が落ち着いたら完璧に洗車すればいいんじゃん?

と思うかもしれませんが、カバーかけてても風で中は花粉まみれになりますし、花粉が付いたままの状態はボディの塗装を痛めるそうなので、まめに洗うしか無いようです。付いてると塗装が痛むというのが他の季節の汚れと違うところ。

ということで、同日ではないですがつゆだく(ローバーミニ)とめぇさん(パナメーラS)を洗車しました。汚れを防ぐためにコーティングもしっかりしています。

見てくださいこのまだら模様。一見そこまで汚れてないかな?と思っていても、軽く雨が降ると表面に薄く溜まっていた汚れが玉になって乾きます。もー見てられないですし、窓は拭かずに運転すると西日やライトが汚れに反射して先が見づらく、危険です。

■コーティングが落ちきる前に洗車して再コーティングするのが大事。

僕はクルマが納車されたらまず完全硬化型ガラスコーティングをし(1~3年は再コーティング不要)、これに加えて洗車毎に完全硬化ではないガラスコーティングを行います。この洗車毎のコーティング膜がなくなる前に、しっかりと洗車をして再コーティングするのが重要です。

この画像は先ほどの汚れまだら状態からホースで水をかけたところ。ケルヒャーのような高圧洗浄ではなく、家庭の水道から普通のホースで水をかけています(指で水の出口を絞って勢いが良くなるようにはしている)。

水をかけただけでも結構汚れが落ちているのがわかりますかね?これが重要で、汚れまみれの状態で洗剤付きタオルをボディに当てずに済みます。洗車傷をなるべつけないためにはこれが大切で、最初に水をかける際におおまかな汚れを落とすためにはコーティングが効いている必要があります。

■ディティーリングのようにブラシを使ってみることに。

僕は洗剤でクルマを洗う際にはコストコのマイクロファイバータオルを使用しています。これはコスパも品質もめっちゃ良いので当面揺らぐことはなさそうですが、エンブレムの隙間などはタオルで洗うには限界があります。

こういうときに使うのがブラシなのですが、歯ブラシは結構毛質が硬く毎回ゴシゴシこすったらなんか傷になりそうだなぁと感じていました。そしてそういう場所は磨けないですからね・・・


そこで最近使用し始めたのが上のブラシ。化粧に使うための柔らかくてボリュームがあるブラシで、これでエンブレムや細かい部品の隙間などの汚れにアクセスします。ディティーリングではこんな感じのブラシを使っていることが多いですよね。

ディティーリングって知ってますか?特に海外で高級車を最高品質で洗車、そして仕上げるサービスで、そのへんの「手洗い洗車 ¥3,000」みたいのと桁が違うわけです。僕が見かける動画は完全に埃の入らない室内で、ランボルギーニからケーニグセグレベルまでを施工していました(おそらく半日ぐらいの作業で、車種からして作業価格の桁が違う)。

まぁそんなディティーリングでは隙間などをこうした柔らかいブラシで洗うわけです。でも今回使っているブラシはちょっと柔らかすぎるかなーと思うので、毛足を短く切って使うか、もう少し硬めのブラシに変えるかを考えています。

■めぇさん(パナメーラS)も洗車と完全なコーティング。

めぇさん(パナメーラS)も箱根に行ってきたりしてホイールダストもたまっており、もちろん花粉も蓄積しているのでバッチリ洗車します。汚れているときに重要なのは、

  • 洗剤を付ける前に全体を水で流すが、これをなるべく強い水圧で丁寧に行う
  • 洗剤は濃いめにして、泡立ちを強くする(これも僕が洗剤に台所用洗剤を選ぶ理由)

作業中にもどんどん花粉や砂埃がついていくので、サクサクっと仕上げることも大事ですし、風の強い日はそもそも洗車しません。春は風が強い日も多いですし、洗車の時間が取れるタイミングも合うわけではないので難しいですが。

それとエンジンフードなどはいつもよりしっかり拭き上げます。排水される穴が各所にあるのですが、枯葉などで詰まっていると汚れがたまるので要チェックです。

コーティングまでしっかり完了するとヌルッとした仕上がりに。僕が最近使用しているコーティングは「とにかく摩擦係数が下がる」コーティング剤で、これによって汚れも付着しづらく、走れば落ちやすくなります。

周囲の景色もいい感じに映り込みますね。

ただこのコーティング、コーティングした直後にクルマのカバーをかけようとするとマジでかかりません。前半分を引っ張ってかけようとすると、後ろが滑り落ちてしまい、ちょっと風が吹けば全部滑り落ちます。それぐらい摩擦が低くなり、あまりのカバーのかからなさにイライラすることも多いです・・・

まぁそれぐらいなら花粉もつきにくいはずですね!