ミニJCW:やっとデザインが決まったので施工するぞ。~ストライプの切り出しとサイド貼りつけ編~

今回はストライプなので、その幅を決めたら室内でストライプを切り出していきます。

まずは長めの定規だけ持って愛車のところへ。そこで貼る予定のところにそれぞれ定規を当てがい(直接ボディに当てると傷になるので浮かせて)、大まかにどれぐらいの幅でストライプを入れるのが良いか決めていきます。

ちなみに幅はすでにシュミレートをしているので、これを実現するために実車を採寸しにいく感じです。実車だけで幅を決めようとするとちょっとイメージとずれる可能性がありますね(それは膨張色、収縮色によって同じ幅でも印象が変わるからだと思う)

ミニJCW:やっとデザインが決まったので施工するぞ。~マルティーニカラーのフィルムを探す編~
コロナで自宅に篭っていた5末まで、その時間を使って我が家のじょんじょん(F56 JCW)の見た目カスタムを進めていました。それは...つづく

■マルティーニストライプは土台のダークブルーとライトブルー、レッドの比率で印象が変わる。

マルティーニストライプ全体の幅を決めたら、次に比率計算でダークブルー、ライトブルー、レッドの幅内訳を決めていきます。ボンネットとリヤゲートに貼るストライプの幅と、ボディサイドに貼る幅は違うので、それぞれ比率を決めて切り出します。

長いテープ状の切り出し方はいろいろとあると思うのですが、僕はシンプルに長い定規を使ってカッターで切り出しています。幅決めは画像で上の方に見えるマスキングテープを使用して、そこに切り出し幅をマーキング(一度で複数本分を記入)。このように定規の上端と下端にマーキングし、それらのマークをつないでカッターで直線カットします。

1.5m分のテープをカットしていくのですが、もちろん長い定規でも1.5mはないので何度かずらして切り出していきます。簡単なようでかなり集中して作業しないと幅が微妙にずれてしまったり、定規をずらしてカットする際の”つなぎ目”が微妙に段になってしまったりします。。

失敗するとテープ1本が無駄になり、さらにカット線が曲がってしまった隣の1本も捨てることになります。

■室内でマルティーニ模様に貼り付けておく。事前作業がめちゃ大変だ・・・。

一通りのパーツをカットするだけでもかなりの時間がかかりましたが、さらにダークブルーの太いテープにライトブルーを2本均等に貼っていきます。これも切り出すのと同様に等しい幅に貼っていくためにマスキングテープで位置をマーキングしながら作業します。

作業が大変だったからか自分でも思いの外、切り出しと貼り付けを行っているところの作業風景が撮影されておらず、まぁ結果として完成するのが上のような感じです(実際は1.5mある)。

長さについては実車に持って行って実寸で合わせながら切り出すことにしました。まずはサイドから貼っていくのですが、フロントフェンダー、ドア、リアフェンダーと分けて貼っていきます。あ、もう毎回は言わないですが必ず脱脂してから作業してますよ。

まずフロントフェンダー。距離が短いのでこれで練習します。

実際に採寸し、パネルの裏側に折り返して貼るためちょっと長めに切り出します。折り返した裏側は見えないのでハサミできれいに角を落としますが、これによってかなり剥がれづらくなるので手を抜かずに作業しておくことをオススメします。

■同様にドアまで貼りきる。位置はドアパネルの下端にすることに。

ということでドアパネルまで1本貼りました。これだけでもイイ感じ感がありますね。こうなってくると急にテンションが上がってくるというか、スイッチが入って最後まで一気にやりきることになります。笑

ただ今回はマルティーニストライプなので、全く同じものを均等な幅でもう一本貼っていく必要があります。そのために事前に目印となるマスキングテープ(ここでは10mm幅)をたくさん作って持って行っており、こんな感じで1つ目に貼ったストライプ上で30cmにひとつぐらい目印を貼っていきます。

その目印に合うようにもう1本のストライプを貼っていくと、均一にマルティーニストライプが貼れるという寸法です。

ということで両サイド貼ることができました!

サイドは細めのストライプで仕上げ、かつ低い位置に寄せることで視覚的に低い位置が強調されドッシリ感が出るようにしました。実際に引いて見てみると狙い通りですね。

ちなみにリアフェンダーはまっすぐストライプを貼るのではなく、一般的なマルティーニカラーのクルマのように曲線で貼れないかと考えており、いったん貼っていません。

さて、次回はセンターストライプですね。