テスタロッサ:DIYでちょくちょく進んでいるメンテナンス。久しぶりにプラグコンディションでも見ておこうか。

あんまり記事に書けていないのですが、コツコツてすたろー(うちのテスタロッサ)のメンテナンスをやりながら乗っています。オイルやクーラントも交換しているのでいずれブログに書きたいとは思ってます。今回は軽くプラグコンディションでもチェック。

旧車スーパーカーにとって梅雨から夏終わりまではシーズンオフ。次の春までにしっかり乗っておきたい。

てすたろー(うちのフェラーリテスタロッサ)もオンシーズンです。今のうちにいっぱい乗りたい気持ちもありながら、冬なのでエンジンが温まりづらかったり、遠出をすると融雪剤が撒かれている可能性もあるので乗りたい放題ということではないですね。

一方でオフシーズンというのは具体的には梅雨に入ったぐらいから夏の終わりまでを指していて、基本的にはその間はガレージから出すことはなさそうです。というのもてすたろーでは以下を気にしているから。

  • 雨には濡らしたくない
  • 高温多湿では欧州旧車は痛むのでなるべく外放置しない
  • 炎天下で渋滞ハマるとオーバーヒートリスクが高い
  • というか真夏に耐えられるほどエアコンの効きがいいわけではないので人間がツライ

まぁそれでも軽くドライブぐらい乗りたい気持ちはありますが、結局暑すぎて乗る人間がツライというのが実際のところ(熱中症になりそう)。なのでたまにエンジンをかけてあげるぐらいで、夏の間は我慢することになると思います。今日はガレージで眠る前に軽くチェックをしておきます。

テスタロッサの給油

先日オイルは交換したので問題なし(オイルはエンジンを回さなくても経年で酸化していくため、次回からはシーズンインのちょい前にオイル交換しようと思う)。クーラントも変えたのでどこに行くにも不安なことはなさそうです。納車整備時にクーラント交換はしてもらっていますが、水路洗浄をしてくれたのかわからないので、自分で頻度高めに洗浄と交換をしていった方が僕は安心して乗れます。

旧車は自分の手元に来てからコツコツ状態を良くしていくのもDIY勢の楽しみだと思う。

旧車というのはレストアされた状態で購入しない限り、基本的には経年でくたびれている箇所があると思ったほうが良く、これまであまり乗らずに保管されていた車体ほど見た目は綺麗でも乗るようになると機関系の膿が出ることが多いと思ってます。なので僕は”自分の手元に来てから少しずつ状態を良くしていこう”ぐらいの気持ちで旧車を購入していて、よもやそれが楽しみとも考えてるわけです。

もし故障個所が出たら修理するしかないのですが、それ以外は日常の丁寧なケアでだんだんと状態を良くしていくのが一般ユーザーにできることかなと思います。やることはシンプルで、

  • コンディションの理解に努める
  • 消耗品をケチらず丁寧に交換していく
  • ついでに各部を綺麗に掃除していく
  • 定期的に乗る

という基本的なことです。特にエンジンミッションオイル、クーラントなど液体類は(古くなければ)それ自体に浄化作用があるので、状態が悪いようならやや頻度高めに交換してあげる、洗浄系の信頼できるケミカルがあれば使ってみるなどですね。

てすたろー(テスタロッサ)については僕の手元に来てからやったことはざっくり以下です。

  • 納車時に液体類は全交換
  • プラグコンディションを確認(当初左バンクはオイルが滲んでいるプラグあり)
  • スパーク電圧のチェック(電圧に問題なし)
  • プラグギャップを規定値に調整
  • ジェトロのアイドリングバルブ調整
  • ワコーズフューエル1で燃焼室内のカーボンを除去(計2本投入)
  • ワコーズフューエル2で燃料ラインの汚れを除去(計2本投入)
  • オルタネーターはショップでオーバーホール(修理)

バラシてクリーニングしたり部品交換しているわけではないので、いきなり劇的に改善するものではないです。でも感覚的には前よりも改善しているようには思います。気温などによる影響も大きいですが総じてアイドリングの安定感(特にエンジン始動したての状態)やプラグコンディションが良くなった印象ですね。

前回のチェックから間が空いたので、軽く燃焼状態を確認しておく。

そんなこんなで前回プラグコンディション見てから結構経っているので軽く1本見ておきたいと思います。元々左バンクの方が右バンクより燃焼状態が良くなかったので、左バンクで見てみることにします。プラグコードを抜いてサクッと19mmディープソケットで取り外し。

テスタロッサ:スパークプラグの状態をチェックしてみる。~①元コレクターズカーはエンジンコンディションがイマイチか?編~

おー、ガイシが白いですね。おいしそうなキツネ色というわけではないですがオイル滲みもなくきれいに燃えている感じ。白く粉がついているわけではないので燃えすぎということでもなさそうです。ヨシヨシ。ただ気筒によってコンディションが異なるので、ディストリビューターの掃除をした後もうちょっっと走らせて様子を見たほうが良さそうです。デスビのメンテはこちら。

テスタロッサ:ディストリビューター、通称デスビのメンテナンスをDIYでやってみる。~①デスビ分解掃除編~

フェラーリテスタロッサのプラグコンディション

モーテックとかでフルコン(フルコンピューター制御)にすると全然楽だよなんて話を聞いたことありますが、シビアにパフォーマンス出したいわけでもないですし、今のところわざわざ元の旧車の味をなくしてまでフルコン化する必要はなさそうですね。フルコンで綺麗にガソリン燃やした方がクルマには優しいのかもしれないですが・・・。

エンジン回りで気にしているのは、ガソリン漏れやオイル漏れがないか(臭いでチェックしている)と、アイドリングの安定感、そして定期的にプラグコンディションを確認して違和感がないか確認しています。これぐらいしておけばメジャーな初期症状はわかるんじゃないかなーと思ってる次第です。

ということでとりとめもないですが、プラグコンディションの話でした。