ローバーミニ:今さら?DIYでステアリングホイールをナルディのホワイトに付け替える。~②取付編~

うちのつゆだく(ローバーミニ)は長らくノーチューンを謳ってきましたが、今となってはちょこちょこ純正じゃない部品も組み込まれているので、今さらですがステアリングもウッドハンドルに交換してみました。というか衝動買いです。笑 ということで今回はDIYで交換する作業について書いておきたいと思います。

前回は純正のエアバッグ付きステアリングホイールを分解して取り外しました。今回は新しく買ったナルディのステアリングを汎用ボス経由で取り付けたいと思います。

ローバーミニ:今さら?DIYでステアリングホイールをナルディのホワイトに付け替える。~①分解編~
さて、ローバーミニと言えばステアリングをウッドハンドルに替えるのが基本的なカスタムというか、替えてる人の方が多いんでない?ってぐ...つづく

ステアリング内に配線を収める必要があり、ちょっと心配なので先にロックナットを締めずに仮組み。

次に新しいステアリングホイールの取り付けですが、まずはボスの組み立てを確認します。

当然ながらクラクションのボタンがステアリング内にあるので配線の接続が必要です。ボス中心の狭い空間内に配線を押し込むことになるのでまずは組付けていく前にどう収めるのかを確認しようという考え。

ローバーミニのステアリング交換

クラクション以外にも配線接続が必要で、それが先ほど外したエアバッグの黄色いコネクターにキャンセラーを接続すること。キャンセラーはボスのキットに付属してきたものを接続するだけですが、これがないとエアバッグ警告灯が消えなくて車検で問題になるはずです。本当にキャンセリングされるかは後ほどまとめて確認します。

ローバーミニのステアリング交換

次にホーンの配線接続。これがちょっと厄介で、単純にブスっと差せばいいということではなさそうです。ホーン側の接続は平型端子をつなげるだけ。新品のホーンスイッチ側は端子が寝ていて差し込めなかったのでマイナスドライバーで少し起こしました。

ローバーミニのステアリング交換

これに端子を接続すればOKですが、緩いようならペンチで少し絞めるといいと思います。1本しか接続がないってことはこれがプラス端子だっていうことでしょうね。マイナスはイイ感じにアーシングされるんでしょう。あ、ステアリングホイールを付けてからホーンボタンの接続をする必要がありますよ。

厄介なのはホーンの1ピン接続。汎用コネクターのどこにピンを刺せばいいのか迷うが・・・

あれ?って思うのがこの段階。

ローバーミニのステアリング交換
ローバーミニのステアリング交換

ややこしいのはケーブルの反対側で、細いピンが1本だけついています。最初「なんだこれ・・・」って思いましたがプラス電源しか通っていないなら確かに1ピンあればいい。でも相手側は複数ピンのコネクターなのでどうつなげたら良いのやら。。 と思っていたら説明書がついていました。

ローバーミニのステアリング交換

これによるとカプラー内をのぞき込んで特定の1ピンに対してこれを接続すると。車種によってコネクターは違いますし、そのための汎用ボスだから仕方ないと思いますが不安な構造ですね。。 接続するのは左から2番目の上段のピン。コネクター側の上下方向に注意してください。

ローバーミニのステアリング交換

これも振動で抜けてしまいそうであればペンチでメス側を少し絞めたほうが安全です(抜けるとクラクションが鳴らなくなる)。

なんか意外とコネクター周りがかさばっているようなので一度これで仮組みをしてみます。新しいナルディのステアリングホイールはボルト6本で固定なので、落ちない程度に軽く組付けて、ホーンボタンにコネクターを接続し、ステアリングの中心にはめます。

ローバーミニのステアリング交換

最初はうまく収まらなくてボスの差し込む角度を変え、配線類がうまく中に納まるように調整しました。それとこの時にステアリングがセンターになるように(まっすぐ走っているときにステアリングセンターがズレないように)ボスの角度で調整しておきます。基本は元々ついていたステアリングと同じ角度になればいいのですが、ステアリングコラム(軸)の固定ボルトを外す際にステアリングが回ってしまいやすいので、スプラインから抜く際のステアリングの角度を覚えておくことが大事です。(後から修正するのは面倒くさい)

ローバーミニのステアリング交換

ここで一度バッテリーの接続を復旧して、イグニッションオンにした後すぐにエアバッグ警告灯が消えるか、クラクションが鳴るかをテストします。このへんがうまくいかないと配線がミスってますね。

ローバーミニのステアリング交換

ちなみにナルディのホーンボタンは一度ステアリングにはめ込んだら裏側からしか外せないっぽいので、ホーンボタンを外したければステアリングをボスから外す必要があります。

本組みしたら完成。車外から見てもしっかり目立つホワイトステアリングは超いい感じ!

テストがOKだったので本組みに。一度ボス以外のものを外して、ナットでステアリングコラムにしっかりと固定します。あとは先ほどの通り配線等を一通り接続して完成。最後のホーンボタンを差し込むところは、最後の仕上げのようでワクワクしますね。

ローバーミニのステアリング交換

引きで見てみたのがこちら。

ローバーミニのステアリング交換

おー!めっちゃクラシカルでイイ雰囲気!内装だけで見るとちょっと白が浮いているようにも見えますが、もっと引きで見るとホイールの白と相まって統一感があると僕は思います。結構満足度高い。笑

実際運転して見た感じは、純正よりも若干ステアリング径が大きいので重ステ太タイヤでも力が入りやすいです(ズリハンはダメですよ)。グリップは細くなったのですが、個人的には太グリップより細グリップ派なので好みかも。心配していたツルツルの表面で滑ることがないかという点も、思ったよりグリップするので問題ナシ(汗かくわけじゃないし)。 ただ純正ステアリングの、握ったポジションの左右親指位置にホーンボタンがあったのは便利だったので、その点はマイナスですかね(フェラーリのF1っぽいステアリングのようにパッと親指でホーンを押せた)。いざというときにホーンボタンが中心かつ小さくて距離があるため、鳴らす際には一呼吸遅れそうです。

ローバーミニのステアリング交換

ということでDIYの中でも結構簡単なステアリングの交換作業でした。純正ステアリングは大事に保管しておきましょう。

ローバーミニのステアリング交換

ちなみにナルディのステアリングについていた鮮やかな水色のカバーも、なんとなくつけておきたくあんりますね。僕としては最近水色ブームが来ていて、このカバーもツボ。笑