ローバーミニ:さぁ大変なボディ研磨だ。~飛び石傷とサビの補修編~

ようやく研磨が終了しました。ここからはボディが汚れていったり、カバーをかけたら傷が付いてしまうのでなるべく早くコーティングを行うほうがいいですね。ただしもうちょっとだけコーティング前の修復作業があります。

ここまでの記事はこちら。

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■コーティングの前に飛び石傷の補修を。

研磨作業を行うとボディの細かい傷が目立たなくなるため、飛び石傷が目立ってきます。ボディの細かい傷は光を乱反射するので、ちょっとした飛び石傷を目立たなくさせるんだと思います。そして今まであんまり飛び石傷は付いていないと思っていたのですが、研磨の後によくよく見てみると結構な飛び石傷があることに気づきました。

まぁあれだけ毎日東名高速走っていれば、飛び石傷は避けられないですよね。3車線道路の白線付近は通常、車が踏まない部分なので小石が溜まっており、前の車が車線変更すると白線またぐ際にその小石を飛ばしてきます。。傷はやはりボンネットに多いみたいです。

上の写真は補修前。白い点々(大きいのは3つ?)が見えますが、それらが飛び石傷で塗装ハゲになっています。

この前使った塗料を細い筆の先につけてチョンチョンと盛っていきます。ちょっとだけ厚めに盛っておくと、溶剤が飛んだ時にちょうど良い厚みになるので補修跡が目立ちづらくなりますね。

こちらの写真が補修後。結構目立たなくなりました。こんな感じで他の部分も同様に補修します。やっぱり石が当たるのはフロントなのでグリル周りも一通りチェックしたほうがいいですね。

あとどうしてもグリルとかのアルミ部品が塗装面と擦れて、塗装が剥げている部分があります。見えない部分ですがせっかくなので補修しておきます。少なくとも地の金属が出ているようだと錆びてくるので塗料を盛っておいたほうがいいです。

下の写真が補修後。ちょっと補修跡が浮いていますが、見えない部分なので気にせずいきます。笑 コーティング後にはまたグリルやバンパーを戻すのですが、そのまま取り付けると同じように擦れて塗装がハゲるのでなんらか対策をしたほうが良さそう。

物によってはコーティングに使われている溶剤が、この補修した塗料を溶かしてしまうこともあります。作業順序はよく考えて、乾燥をしっかりしてからコーティングに移るようにします。

■サビ部分があればそちらも事前補修。

錆びた箇所があれば、サビが進行しないように黒サビに転換した上で塗料を載せる必要があります。

フロント周りはボディの塗装自体には錆がなかったのですが、フォグランプの台座には少しサビが発生していました。中まで腐っているわけではないのでササッと黒サビに転換しておきます。

これはサビ補修剤を塗ったばかりのところ。補修液は白く濁っているので、塗立ては白っぽく見えますが乾燥後は透明になります。この赤茶っぽいサビが黒くなったら完了です。

元々ここにはバンパーがかぶさって見えなくなるので見た目を気にする必要はなさそう。黒ということもあって、再度その上から黒い塗料を塗るのはやめました。

リアのフェンダーは塗装ハゲがありますね。こちらも表面が錆びていたのでサビ補修をしておきました。

さらにバンパーを止めているボルトも錆びるので、こちらもサビ補修液につけておきます。オイル(グリス)を塗っておくことでサビを防ぐという手もありますが、砂や汚れが大量につきますし、次回外す時に工具が汚れるので僕はあまり好きではありません。。

サビがない綺麗な状態だったら塗料を塗っておくのもよかったですね。見えない部分なのでこれはこのまま使います。

■コーティングの下準備完了。

ここまで数日かかっていますが、ようやくコーティングの下準備が完了しました。

やっぱりコーティングはその下処理が重要ですね。下処理せずにコーティングしても効果はあると(販売業者は)言いますが、やはり下処理でツヤを出しておけば効果が倍ぐらい違います。

前の記事で書きましたが、このサイドとテールのパネルは塗装が古いためクリヤー層が薄くてツヤが出づらいのですが(周囲の景色を映さずボヤボヤっとしていた)、それも研磨でこの通り綺麗になりました。むしろ僕の顔が反射して写ってしまっていたのでモザイクかけています。笑

次回こそいよいよガラスコーティング作業です。