コンパクトでおしゃれ、でもベビーカーやら荷物が詰める車が欲しいという“ママ要件”。運転して楽しく、人と被らないおしゃれなクルマがいいという“パパ要件”。
その狭間でどのクルマを買うべきか悩む中、前回はアバルト 595にベビーカーが乗るのか!?という内容を紹介しました。
今回は実際に我が家が購入に至ったミニ3ドアにベビーカーを乗せてみたいと思います。ちなみに購入したのはジョンクーパーワークスですが、3ドアのONEからJCWまで車内の積載容量は共通です。ONEの約100馬力からJCWの約230馬力まで揃っているんですから面白いですよね。
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■試乗に使ったのは後期型のJCW。やはりアバルトよりは大きな分だけ広い。
試乗させて頂いたのは後期型のJCW。なのでテールライトがユニオンジャックですね。ちなみに実際買ったのは前期型のJCWです。
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まずはリアハッチを開いたところ。まぁさすがに車体がアバルトよりでかいだけあって、その分は大きいですね。ただ、これが5ドアになると実はラゲッジルームも奥行きがもう少し広くなります。ディーラーの方曰く、その差は案外大きいとか。
3ドアのカタログ値トランク容量は211L。
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ちなみに試乗車では、ラゲッジルームの底に蓋がしてあります。これが確かオプションだった気がするのですが、これによってトランクを浅くでき、普段使わない物はその蓋の下に入れておけるとか。あとたぶん、リヤシートを倒すとラゲッジルームとフラットになります。
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上の画像は我が家の実写。そんな蓋などはないため、あと5cmは深くできます。この差は大きく、絶対深いほうがいいですね。あのオプションいるのかな。笑
画像は掃除中だったので床の赤いボディが露出してますが、さすがに底板は別途あるのでご安心を。パンク修理キットなどはここに埋まってます。
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さて、2人乗りのベビーカーを積んでみました。ミニもさすがにラゲッジスペースに横にこのベビーカーを積むことは出来ず、リアシートの片方を倒します。この点ではアバルトと大差ないですね。参考までに、載せているベビーカーは上のもの。
■ベビーカーとトランクを積んで1泊旅行もバッチリいける!
ただしミニの場合はギリギリですが、うちのB型ベビーカーが横に乗るのです。これが非常に助かります。もちろん1人しか乗らないベビーカーですが、1人は歩くか抱っこで、むしろいろいろな荷物を載せて歩けるだけでも良いんです。
つまり、ママ+子供2人の場合は2人乗りベビーカーを後部座席倒して乗せ、パパ+ママ+子供2人でもB型ベビーカーはラゲッジルームに横向きに乗せられるのです。うちはこのスタイルで元々生活しているので全然問題なし。
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上の画像だと余裕そうに見えますが、左右はほぼぴったり、若干ラゲッジの入り口部分が狭いので斜めにベビーカーを投入します。
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リヤゲートを閉じて室内からラゲッジを見たところ。結構内張りが出っ張っているので余裕がありません。普段使っていて困ることがあるのは、この内張りがぶつかってリヤゲートが閉まらないときがあることでしょうか。
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ちなみに1泊旅行で荷物はこんな感じで積めます。トランクの他に大きなバッグを床に敷き詰めた上に、さらにB型ベビーカーを積むことができます。ただしちょっとパズルをしないとリヤゲートが閉まりません。あとは後部座席のチャイルドシート足下も使えば多少の物は置けますね。
■後部座席はどうなのよ。物理的な広さはあっても、閉塞感はアバルトに劣るか。
リヤの視界はこんな感じ。若干ですがラゲッジルームの上に荷物を積み上げられます。画像ではトノカバー(荷物が見えないためのフタ)があるのでラゲッジルームが見えませんが、僕は外してしまっています。ベビーカーとか荷物積むとトノカバーが邪魔なんですよね。家に置いておくのはもっと邪魔ですが。。笑
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ミニ純正のチャイルドシートをお借りして試乗に。後部座席はとなりにチャイルドシートがあっても大人が全然座ってられます。
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足元はこんな感じ。ちなみに運転席には大人の男性(つまり僕)が座ったシートポジションです。
実際は左右も前後もアバルトよりスペースがあるのでしょうが、リヤのサイドウィンドウはデザインの都合で位置が高く、座面が低いこともあってかなり囲まれ感があります。
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フロントのスポーツシートもアバルトより幅が広く厚みもあるためそびえる壁のようです。。これでリヤサイドとテールウィンドウをプライバシーガラス(スモーク)にするともはや半地下室のよう。
外の景色が見えないので子供は乗ってて退屈でしょうね。。ただし後部座席で授乳できるように、ベビーがいるならプライバシーガラスはあったほうが良いです。
後半へ続く。