ケイマン：寂しいけど売却にあたっての部品取り外し作業。~LED編~

ぽすけ（ケイマンS）は去る2/28に引き取られていきました。見送る際は本当に涙を堪えるほどで、それは大切にしていたぽすけを手放すのが惜しい気持ちと、ぽすけに対して申し訳ない気持ちの半分半分でした。

ただ僕は今回初めて自分の所有する車を売ったわけでして、色々な学びがありました。（実家の車を売買するのに立ち会ったことはある）

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■査定に考慮されるもの、されないもの。

今回、売却した先はある程度ポルシェ・あるいは改造車に対して見識のあるところです。だからこそSグレード、左ハンドル、6MTに高値をつけてくれたのだと思います。

仲介を挟んでいるので直接やりとりはしていませんが、結局のところ実車を見ずに提示された値段と、実車を見た後の売却価格は同じでした。それは”思ったより状態がいい”はずなのですが、考慮されないということも言えます。一方で”内装ルーフの内張が変えてあること”や”トリムやキーがレッドに塗られていること”などはマイナスにならなかったということですね。

特に年式の経っている車、スポーツカーは”色々と付いている”ことがプラスにもなりませんし、マイナスにもならないことが多いように感じます。塗装や貼り替えがされていても、経年劣化の補修として扱われるようです。一方で年式の新しい車で再塗装面があると、かなり査定額が下がると言われました。恐ろしいですね。

基本的には”新車から何も改造していない”ことが売却の理想です。たとえそれが僕にとって面白くないとしても。なので不可逆な改造をするということはそれだけ値下がると思ってやっています。

めぇさん（パナメーラS）にはやっていませんが、つゆだく（ローバーミニ）は色々とやっているのは、そういう点が配慮されています。

今回ぽすけ（ケイマンS）には可逆的なDIYがちょこちょこと施されていたので、

つまんない理由による査定ダウンの可能性がある部品たち
付けて売ったって査定に乗らない部品たち

を外してから売却することにしました。寂しい気持ちを感じながら、売却前日の作業です。取り付け作業の記事も挙げていないのですが、ざっくりと外したものを説明したいと思います。

■デイライトとして使用していたLEDの取り外し。

まずは余分なライト類です。僕は後付けでデイライトを付けていたのですが、それらLEDは全て外します。

ちょっと写真でわかりづらいですが、ヘッドライトの下ラインと、エアインテークの2箇所にデイライトLEDを付けていました。正面から見ると結構明るいので日中でも事故を防げます。これらは取り外しです。

付いているのはエーモンのテーブLED。このモデルは一度も、一つのLEDも切れることがなかったので非常に品質がいいですね。ですがLED発光素子ではなく、テープ自体は寒暖差や紫外線によって硬化してしまったので、元の柔軟性を保持しておらずに剥がすとパリパリと割れていきました。それを抜いてもまた使いたいと思う良いLEDテープですね。

LED自体は両面テープ止めなので剥がし、配線はヘッドライトを外してボンネットを分解しながら取り外しました。