パナメーラ:これが洗車で一番大変。ブレーキダストの洗い方。~後編~

前回に引き続きめぇさん(パナメーラS)のブレーキダストで汚れたホイールの洗い方。洗車で一番大変だと思うのがことホイール洗いで、あたらしく加わったJCWもブレーキダストがひどそうなこともあり、それは気が重いポイントですね。

パナメーラ:欧州車のブレーキダストってどうして多いの?
さて自慢ではないのですが、なんやかんやで欧州車乗りのわたくし。これまでドイツ車とイギリス車に乗っていますが、やっぱりイタリア車に...つづく
パナメーラ:これが洗車で一番大変。ブレーキダストの洗い方。~前編~
最近は花粉と砂埃がすごいですね。なんか今年は例年より花粉の量がすごい気がしますし(一方で黄砂やPM2.5はニュースから少なくなっ...つづく
新しいタブで開く)

■ブレーキキャリパーやホイールの内側も洗浄が必要。これが結構大変かも。

そしてブレーキキャリパーも手が届く範囲で洗います。残念ながらうちのめぇさん(パナメーラS)は購入した時から、既にキャリパーに熱でブレーキダストが焼き付いており、いくら擦っても落ちません。。

あとはホイールの内側。これがまた洗いづらくて大変ですし、めちゃくちゃ汚れてます。パナメーラはスポークの間から手が入るので手を突っ込んで洗っていますが、中にはサビで鋭くなった金属板があり毎回手を切ります。それこそ血が滴ったりするので、本当は長めの柄がついたスポンジが良い気がしています。

それこそトイレ掃除用のスポンジっぽいのがあればベストかもしれません(ブラシはNG)。

ただパナメーラSのような走行性能も高めているモデルはブレーキの容量が大きく、つまりホイール内側とブレーキキャリパーの隙間がほとんどありません。手が入らないほど。JCWに至っては当たるんじゃないかと思うぐらいギリギリ。

これによってホイールとブレーキキャリパーの隙間に手や道具が入らず、ホイールの奥の方まで洗えません。。タイヤを回して洗えない部分をキャリパーの位置からずらせば洗えますが、僕は極力細い柄のついたスポンジで、洗えるだけ洗うようにしています。(上の画像)

■のんびりやると汚れが乾燥して固まる。急いで流せ。

真っ黒の洗剤はちょっと時間が経って乾くと汚れが固まってしまうので、ホイール1つ洗ったらすぐ大量の水で流します。でないと再度洗い直しになるので。。このようなちょっと流してまた洗ってみたいな洗い方はコイン洗車場だとやりづらいところかなと。

水分はボディと同じくブロワーで吹き飛ばします。ブロワーを使うとブレーキディスクやキャリパーの細部まで水を飛ばしやすく、洗車後に錆が発生しづらいのが最大のメリット。せっかく洗車した後、ホイールの内側に錆だらけの水が滴っているとガッカリしますし、錆まみれのブレーキディスクは走ってブレーキをかけるとすぐ綺麗になるものの、発生するブレーキダストが多い気がするなので避けたいですね。

最後はコーティング。ボディも洗車するたびにコーティング剤を塗りますが、同じものをホイールにも施工。コーティングをしておいた方が汚れが付着しづらく、洗車の際も落ちやすいと考えています。

■次の洗車を楽にするためにも、ホイールコーティングも妥協しない。

僕が今使っているコーティング剤はガラス系なので、一度使用したタオルがやや硬くなり再使用不能になります。なのでボディをコーティングし、そのタオルでそのままホイールをコーティングします。そのタオルは一回使ったら、洗った後オイル交換時の汚れ拭き用となり、ボディなどに使用することはありません。

コーティングはスプレー式のものを使っていますが直接ホイールにかけてはダメです。ブレーキ類に付いて固まると、それが削り落ちるまでブレーキ性能が下がることが考えられるので危険。タオルに吹きかけてから、そのタオルでホイール内外を拭きあげます。

全て終わったらタイヤに艶出しクリームを塗って終了。ホイールにつかないように気をつけながらスポンジで塗ります。これでようやく完了。超絶大変です。

さて、今回はかなり苦労するパナメーラのホイール洗浄を紹介しました。ハイパフォーマンスカーでなければ低ダストブレーキパットへの交換も良いかもしれません。。さすがにスピードの出るクルマでブレーキ性能を落とすのは怖いので僕はやりませんが。。