今回はユーザー車検を問題なく通すための事前準備事項を書いていきたいと思います。特にローバーミニの場合は無改造で乗っているつもりでも最低地上高などで引っかかるポイントもあるため、事前にチェックと問題があれば調整をして本番に挑まないと車検に引っかかる可能性があります。
年明けて今年は早くも4日から仕事が始まってしまいましたが、心機一転を心がけつつまったく身が入らないかみぶくろまんです。年も明けてくると
「あーやべ、そろそろつゆちゃん(うちのローバーミニ)車検の時期だわ・・・」
と考え至るわけです。以前一度車検を完全に忘れてて車検切れになってしまったことがあったので、我ながらさすがにこの時期になると思い出すようになりました。
このページのもくじ。
気付いたら車検の有効期限まであと1週間半!車検は毎回少しずつ期限が前倒しされる!
今回はバタバタしないように早めにやらなきゃなーと考えつつのらりくらりと車検証を確認すると、車検の有効期限がなんと1/16!!今年は16日が日曜日なのであと1週間半しかないじゃないか!!
昔車検を切ってしまったというのに我ながら反省してないですね・・・。笑
いやー頭の中は1月末ぐらいの気持ちだったのでした・・・。車検って”1ヶ月前から有効期限日までの間で車検を取ること”となっているのですが、ユーザー車検では万一通らなかった時のことを考えると期限ギリギリに検査を通すのはリスクがあるのでちょっと早めに車検に持って行きます。そうすると次回の車検有効期限は車検取得日から2年間になるので、毎回だんだんと期限が前倒しになっていくんですよね。。
前回通したのが1/17だったということでしょう。これは急いで車検に持っていく必要があります。つゆだく(ローバーミニ)に関しては、今回も持ち込みユーザー車検で通します。車検場は平日しかやっていないのでサラリーマンには平日休みが必要です。たまたま今の僕は仕事が落ち着いていることもあってサクッと半休で持っていくことができそうですが、以前の忙しい時期だったら「アイタタタタ、お腹痛い」作戦を使わなければならなかったですね。笑
ローバーミニに限った話ではないですが、ユーザー車検を行うということは基本的に自分でクルマを検査に適合する状態にしておく必要があります。実際に検査に持って行ってから引っかかってしまうと、その場(駐車場)で調整できる事項もありますが、重整備になるとその日は修理できずにショップ持ち込み→再検査になってしまいます。もちろんそうなると日数もかかるので車検の有効期限を超えてしまう可能性もありますし、もう一度平日に休みをとって持っていく必要があります。ということで事前にしっかりと検査に適合しているかチェックしておく必要があります。
ユーザー車検に自分で持っていく場合は車検前に色々と準備がある。車検前の準備事項を忘れないようにリストアップ。
ちなみにつゆだく(うちのローバーミニ)は基本的にドノーマルを貫いているので車検に際してパーツ交換を伴うようようなことはほとんどありません。タイヤはみ出ちゃってたり爆音マフラーなんか付けているミニは車検対応状態にしておく必要があります。まぁ普段それで乗っているのが法規違反なんですけどね・・・。クソやかましいとか他人に迷惑のかからない感じであれば別にとやかくは思わないです。
これ毎回忘れがちなので以前このブログに事前確認事項をまとめたと思っていたのですが、過去ブログを検索しても見つからなかったので書かなかったのかな。。元々このブログは自分の整備備忘録で始めたのでこういった内容は記録していそうなもんなのですが。。ということで改めて書いておきたいと思います。
■外装の準備
- ヘッドライトカバーというかまつげを外す
- (純正4灯フォグ装着車の場合は、ハイビームがフォグランプの内側2灯と連動しているため)フォグの内側2灯を外す、もしくは車検場で完全にカバーで覆う
- フロントグラスにステッカーなどが貼られていれば剥がす
■内装の準備
- ヘッドレストをつける
- スペアタイヤを乗せる
■事前調整
- ハイローキットで車高をガッツリ上げる
- (アライメントに関わる部品を交換している場合は)アジャスタブルパーツを固定式に戻し、トー角をわずかなトーインに調整
- ヘッドライト光軸の確認と調整
■事前点検
- ヘッドライト周り、テールライト周り、ナンバー灯、ウィンカーの点灯を確認
- クラクションがなるか確認
- シートベルト警告灯・エアバッグ警告灯の点灯を確認
- ワイパーゴムに切れや割れがないか確認
- ウォッシャー液がちゃんと両側出てウィンドウに当たるか確認
- 発煙筒の有効期限が切れていないか確認
- 各所にオイル漏れがないか確認、またひと通りオイル汚れはきれいに掃除
- ドライブシャフトのインナーとアウターブーツに切れや割れがないか確認
- ステアリングラックエンドブーツに切れや割れがないか確認
- タイヤが消耗してスリップサインが出ていないか確認
- 排気系パイプ一式にぶつけによる損傷がないか確認
- サイドブレーキが効いているか確認(実際今回検査で落ちたので次回に向けて追加)
こんな感じでしょうか。一番めんどくさいのが足回りの事前調整で、4輪ともジャッキアップしてハイローキットの全長を伸ばす必要があります。トー角の調整は通常若干のトーイン設定にしているはずなので、特殊な設定にしていない限りはこの段階で調整は不要です(角度のチェックはしておいた方が良い)。
ざっくり大きな不具合がないことを確認したら早めに自動車検査場を予約。予約はネットでサクッとできる。
車検場の予約はネットで出来ますし、先々まで予約が埋まってて全く予約ができないなんてことはありません(もちろん混む時期はあって、決算や新春セールで大量に車が売れた後は混む)。今ザッと見た感じでは明日明後日みたいな直近だと予約が埋まってたり混み合っている時間枠もありますが、そうでなければ直近の時間も予約できそうです。とりあえずザッと重整備の必要(ドライブシャフトのブーツ破れや大量のオイル漏れ)がないかをチェックしてから日程を決めて車検場の予約を取っておきたいと思います。まぁ最近は足回りのメンテが多く普段から見ているので問題はないと思います。
予約は一般的に朝イチの方が混んでいるようですね。とはいえ僕もユーザー車検なので、もし引っかかったあとに整備して再度車検を通すことを考えると、朝早いタイミングに予約することになります。当日中の再試験は可能なので、朝早くからトライした方が引っかかった時の猶予時間が確保できるためです。
あ、それと天気予報も見ておきます。雨の日だとちょっと大変ですからね・・・。
次回は車検の事前準備作業を行なっていきます。