ローバーミニ:ユーザー車検で落ちないための事前準備。~内外装部品の取り外しと動作確認編~

今回はユーザー車検に向けてつゆだく(ローバーミニ)に事前準備を進めていきたいと思います。もちろん測定器がないので正確な事前測定はできませんが、それでも目検や調整である程度の事前確認をすることができます。それとローバーミニはそのまま持っていくと車検場で引っかかるリスクがある、もしくは手間がかかる箇所があるので、それらは事前に調整をしたいと思います。

前回一覧で記載したローバーミニの車検事前チェック項目に従って、まずはフォグライトなどの取り外しや各種動作確認を行なっていきます。前回の記事はこちら。

ローバーミニ:あかん!よく見たら車検がもうすぐ切れてしまう!!ローバーミニの車検準備とは。
今回はユーザー車検を問題なく通すための事前準備事項を書いていきたいと思います。特にローバーミニの場合は無改造で乗っているつもりで...つづく

まず外装の準備から。4灯フォグとまつげを取り外す。

とりあえず片っ端からいきましょう。

まずヘッドライトのアイライナー(まつげ)とフォグライトを外します。フォグライトはハイビーム連動の内側2灯だけ外せばいいのですが、配線がまとめてタイラップで束ねてある都合で4灯外しちゃいました。

フォグライトは以前分解方法を記事に書いた気がしたのですが見つからず・・・。もしかしたら書いてないのかもしれません。しまった写真撮ってない・・・。まぁグリルを外してバンパーと外したら、配線のコネクターを抜いて見えているボルトを全て外すだけです(雑)。外したパーツは傷をつけないようにそっと保管しておきます。

ローバーミニのフォグライト取り外し

2年に一度だけこのフォグもまつげもついてないシンプルなつゆだく(うちのローバーミニ)を見ることになっているのですが、毎回なんか新鮮な感じになりますね。このまま外しておけばかなり洗車しやすくなりそうだという誘惑に駆られますが(ミニで一番面倒なのがフロント周りの洗車)、見た目も実用面も4灯フォグの方が好みなので車検が終わったらまた戻すようにします。

続いて内装。ヘッドレストの取り付けとスペアタイヤの積み込み。

続いて内装。内装といっても標準でついているものをつけるだけです。

まずヘッドレスト。これがないと車検通らないらしいです。ちなみにコブラシートもダメ。ヘッドレストを取ると後部座席に座っていてかなり視界が開けるのと、後部座席に座っている子供たちに手伸ばすときにぶつかって邪魔なので取り外しています。一般的にはクラシカルな雰囲気にするために外す人もいるみたいです。

ローバーミニのヘッドレスト

これはもうシートバックにブスッと刺しておくだけです。つゆだく(ローバーミニ)のお気に入りポイントであるベージュとブラウンツートンカラーのシートですが、ヘッドレストだけは作ってませんので純正のブラック。笑

それと僕は重量に敏感で、とにかく重いものはなるべくつけたくありません。見た目重そうな感じの昔のエアロも苦手。ということでスペアタイヤを下ろしてしまっているので、これを載せます。スペアタイヤはクッソ重たいくせに出番がなく、どうせパンクなんかしたら僕はスペアタイヤにせずレッカー呼ぶと思うので無用の長物です。まぁパンクした際は履き替えさせてもいいのですが、そもそもうちのスペアタイヤはタイヤが劣化で死んでしまっているので結局走行ができません。代わりにもう少し軽量なパンク補充キットを積んでおくほうがいいとは思います(オフローダーや商用車以外は最近は全部これ?)。

ということでガレージに置いてあったスペアタイヤをトランクに積み込みます。積んであることが法規上必須なので、タイヤが破裂していても問題ないっぽいです。というか今まで車検場でチェック受けたことはありません。笑

そして各所の動作確認。ローバーミニはウィンドウウォッシャーが詰まりやすいので、詰まっていたら直さないと車検を通らない。

そしてここで一通りの動作点検。

ライト類からチェックしていきますが、ブレーキランプは別の人に後ろから見てもらうか、一人で作業している時はスマホを立てかけて録画しておきながらブレーキを踏んだあとで動画チェックするという方法もあります。シートベルト警告灯とエアバッグ警告灯(97年ミニ以降)、それとクラクションも鳴るか確認しておきます。

ローバーミニのシートベルト警告灯

シートベルト警告灯やワイパーゴムの劣化などは忘れやすいポイントなので注意です。それとローバーミニはウォッシャー液のノズルが詰まりやすいようなので、これも忘れず確認しておきます。僕は基本的にウォッシャーを使うことはないので(窓が汚れれば車を止めてタオルで拭く)、使ってないぶん詰まりやすい&気づかないんです。ちなみにウォッシャー液は必ず車検でチェックされます。

ローバーミニのウィンドウウォッシャー

左右両方出ることと、ウィンドウにしっかり当たっていればOK。普段使ってないので洗剤ではなくただの水しか補充してませんが、別に試験官の人もウォッシャー液をペロッと舐めて洗剤かどうかチェックしたりしないのでこれで問題なし。

前回車検時にはウォッシャーが詰まっていたので、その修理とノズル吹き出し方向の調整について書いた記事はこちら。

ローバーミニ:車検前にウォッシャーノズルの詰まりを修理。

それと非常灯。あれです、赤い発煙筒のことです。これは有効期限が大きく書かれているので、期限が切れてないことを確認。車検場で見られたことはありませんが、ローバーミニは特に使う機会もあるかもしれないので切れていれば交換。LEDの場合は電池が無くなっていないか確認しておきます。

次回は後編で、車検準備の90%を占める面倒な車高調整作業と下回りの確認を行なっていきたいと思います。

ローバーミニ:ユーザー車検で落ちないための事前準備。~ハイローキットの車高調整編~
今回はユーザー車検に向けてつゆだく(ローバーミニ)に事前準備を進めていきたいと思います。もちろん測定器がないので正確な事前測定は...つづく