ケイマン:内装トリムを赤くしたい。~ドリンクマーク編~

最後にドリンクホルダーのマークを一工夫かましたいと思います。

ケイマン:内装トリムを赤くしたい。そしてラッピングフィルムの質感。

ケイマン:内装トリムを赤くしたい。~塗装編~

■ドリンクホルダーのマークを「ドリンク」から「カクテル」に。

ポルシェは引き出し式のドリンクホルダーを採用しています。これは内装デザインの調和を崩さないよう、使用していないときは格納できるようになっていて、なかなかいいデザインだと思います。(ただし壊れやすいし、壊れると高くつくらしい・・・)

さて、この内装トリムはドリンクホルダーの格納フタになっており、トリム自体を押すとフタが開く仕組みになっています。そのためこのトリムには「ドリンク」のマークがついているわけです。

これがなかなかかわいくて良い感じだと思っており、でも塗装することによってマークも潰れてしまいます。マスキングして残すことも考えたのですが、綺麗に仕上げられるかわかなかったので、「黒いステッカーを切り抜いて作ったシールを塗装した上から貼る」という方式を取ることにしました。

ですが何か手を入れるなら手放しに元をトレースするのはもったいなく、すぐに何か工夫したいと思ってしまう性分なのです。笑

元々は「ドリンク」なのでコップに飲み物が入っていて、ストローが差さっているイラストなんです。これもかわいい。でもせっかく貼りかえるので、同じテイストのイラストのまま「カクテル」に変更したいと思います。

カクテルグラスにして、ストロー的な何かが刺さっているイラストです。今思えばチェリーにしても良かったのですが、元のイラストがカクカクしたテイストなのでそれをキープしたく、チェリーの曲線は不要だったかもしれません。

よくよく近くで見るとどこまで綺麗にできたかはわかりませんが、それでも普通にシートに座って見ると違和感のないレベルで仕上がりました。

これをトリムに貼り付けて、クリヤーを吹いたら完成です。

■取付時はエアコン吹き出し口に注意。

しっかりと乾燥したら、最後に取り付けて終了です。ここでワクワクして早く取り付けたいのが人の心というものですが、最初に記載したエアコン吹き出し口に気を付けないと、ここまでの作業が無に帰します。。。

特に塗装した後の塗膜は弱いので、エアコン吹き出し口との摩擦に耐えられないでしょう。なのでしっかりと養生テープを貼って、直接塗装した面が摩擦しないようにします。

さらに、養生テープを剥がすときに塗装も剥がれないように気を付けてください。僕はマスキングテープを、さらに服かなんかでペタペタして粘着力を落として使用しました。この技は塗装する際のマスキングテープではやらないでくださいね。毛ぼこりがテープに着くと塗装時に仕上がりが汚くなります。

ということで完成。明るさが全然違いますが、塗装前後で比較すると印象が全然違いますね。スポーティーになったと思います。

これは普段運転していて気分も盛り上がりますし、非常に満足度の高いDIYですね。