ケイマン:リップスポイラーをレッドにラッピングしてみる。

さて、前回決めたアクセントを入れる位置に従ってリップスポイラーからラッピングしていきたいと思います。

ケイマン:レッドでアクセントを入れる。全体のデザインの決め方。

■まずはリップスポイラーの外し方がわからない・・・

まずはリップスポイラーの取り外しから。

リップスポイラーは確かネジ止めがありません。ボディ裏からいくつかのクリップで止まっています(これがまた外れない)。まずは先に下の外した画像を見てほしいのですが、いくつかクリップの穴がありますね。この位置を手で探って引き抜いて行きます。

でも単純に引っ張っても抜けないんです。。壊れるのが恐いもののらちがあかないので力を入れて引っ張りました。でも外れません。。

ネットで色々調べまくると、海外サイトだったかな?どうやらクリップの中心には「止め」がついていて、クリップの中心に入っている棒を引き抜くor押し出してしまうと「止め」が外れてクリップが引きぬけるようになります。画像がなくてすいません。。

全てのクリップを引き抜いたら、リップを引き抜きます。軟質なプラスティックバンパーなので強く引けば部品が歪んでくるのですが、割れそうで怖いです。

■下ごしらえとラッピングする。

エイと引き抜いて持ち帰ったのがこちら。さすがに裏面は汚れてますね。

さらに擦り傷も。僕がつけてしまった部分もありますが、元々擦っていた部分もありそうです。

まぁ車高を車検ギリギリまで下げていればそうなりますよね。。ケイマンの場合はそうなると日常使用がギリギリです。少なくともフロントタイヤの前の空気の流れを整流するラバーはしょっちゅう地面と当たります。ゴムなのでこちらは気にしていません。

だいたいの立体駐車場は擦らずに済みますし、大通り沿いの路面店に入るときの段差も、しっかりスピードを落として斜めに入れば入れます。でも一度都内の狭い立体駐車場で、急斜面を降りてきたところから平面になる瞬間に擦ったことがあります。。スピードは限りなく落として入っていても角度的に限界だったようです。

こちらがクリップ穴です。

ということで、今回ラッピングするのを2、3重にしたり、さらにプロテクションフィルム貼ったりすると、いざっていうときにダメージを減らせるかもしれません。

まずは綺麗にしましょう。コンパウンドで擦ってなるべく傷の段差を小さくしつつ、雨の染みは消します。下がその作業後ですが、だいぶ良くなりましたね。これならラッピングフィルムを貼れそうです。

さて、ここで作業風景が全くないのですが。笑 基本的に3Mのラッピングフィルムをパーツに対して大きめに切って、パーツを脱脂したうえで洗剤水溶液を吹きつけて貼っていくだけです。自宅で作業できるのでドライヤーを使ってゆっくり落ちついて作業できるのがいいですね。

クリップを止める穴も適当にくりぬき(車体裏なので見えない)、貼ったフィルムの端はパーツ表面の端で切り落としてしまわずに、パーツ裏面まで折り込みます。パーツ裏面は見えない部分なのでシワが寄ろうが全然問題ないのですし、折り込んだ方が剥がれづらくなります。特に無理やりフィルムを伸ばして貼っているような箇所があれば、裏に折り込んで貼らないとすぐに剥がれてきそうです。

■完成。いい感じ。

車体に装着するとこんな感じです。なかなかいいですね。ちなみにナンバープレートが外れているのは掃除中だっただけなのであまり関係ないです。。バンパーがワイドに見えるようになりましたね。

良い感じに低い位置が強調されるようになりました。下が強調されるとドッシリとした安定感があるように見えますね。もうちょっと引きで見ると車全体が低く感じるようになります。

こうなるともうちょっと赤を入れて全体のバランスを取りたくなりますね。