ケイマン:レッドでアクセントを入れる。全体のデザインの決め方。

引き続きうちのぽすけ(ケイマンS)に赤いアクセントを入れ続けるDIYです。笑

元々うちのぽすけはバサルトブラックのボディにブラックの内装、そしてホイールもブラック化しているので「真っ黒」な仕様なんです。それはそれでとってもカッコよく、購入を決意しました。

購入当時のぽすけが下の写真です。工場地帯の夜景と共に。

でもブレーキキャリパーはレッド。これはケイマンシリーズは”S”グレードになると自動でレッドのブレンボキャリパーになるのですが、このワンポイントが非常にカッコ良いと思うのです。

そして今から2、3年前、当時の高級車におけるカスタムブームは「トロン風(ボディの色々な継ぎ目、プレスラインにラッピングでふち線を入れること)」とかワンポイントアクセントだったのです。それがだんだん一般車に降りてきて、メジャーなところではメルセデスAクラスの上位モデルに設定されていた「フロントリップにワンポイントのレッドをいれる」ですかね。

ブラックホイールにレッドキャリパーはかっこいいですよね。上の写真は僕のお気に入りでスマホの待ち受けにしてました。

そんな流行もあって、僕もだんだん”真っ黒”から”真っ黒+レッドアクセント”に気持ちが傾くようになりました。

■ブラックホイールにするメリット・デメリット。

ここでそもそもブラックホイールの話。

通常、ほぼほぼすべての車はベースとしてシルバーのホイールを装着して新車販売されます。それによっていろいろなボディカラーの車が走るようになった昨今でも、ホイールだけは人民服のようにほとんどみんなシルバーなのです。

中にはブレーキダストでブラウンないしグレーになってしまっている欧州車も走っていますが。笑 なんでメルセデスやBMWに乗っている人たちはボディだけ綺麗にしてホイールが出すとまみれなんだろうと思っていたのですが、よく考えると自動洗車機に突っ込んでいるだけだからなのでしょうね。

僕はガソスタの自動洗車機はボディに傷がつくので使用しないのですが、やはりホイールの頑固な汚れまでは落ちないのかもしれませんね。少なくともホイール表面ぐらいは自分で綺麗にする必要がありそうです。

それはさておきホイールをブラックにするメリットですが、とにかくカッコよくなるからです。笑 単純に言えば足元が締まって見えるなんですが、もう少し具体的に考えると、

  • ホイールとタイヤの色が揃うと、ホイールサイズが大きいように錯覚する
  • シルバーは金属色なので、ブラックの非金属色にすることで軽そうに見える

なのかなーと思っています。

逆にデメリットもあります。これはボディがブラックの場合と同じで汚れの目立ち具合です。

  • ブラックホイール上は水滴の汚れや、ブレーキダストの汚れが目立つ
  • タイヤよりもホイールの方が黒々しくなるので、タイヤが汚く見える

という感じでしょうか。対応は簡単で、ボディと一緒にこまめに隅々まで掃除をしてあげ、かつタイヤも黒々しくなるようにタイヤワックスを塗るということですね。簡単と面倒は違う話ですが、簡単にデメリットをカバーできますが、毎回作業が増えるので面倒ではあります。

■とっても重要な全体イメージから。アクセントの置き方。

僕はフォトショでササッとレンダリングを作れる人間ではありませんので、風呂にでも浸かりながら写真のお絵かきアプリでチマチマとイメージをふくらますのです。

でも侮ることなかれ、こんなチープなイラストでもどこにどれだけの量のアクセントを入れるかで全然印象が変わってくるので、しっかり全体の印象をチェックした方が良いです。アクセントを入れるパーツだけを単体で見ると良くても、実際に車の全体像を引きで見た時に「なんか違うな」となることは往々にしてあると思います。

上の写真がアクセントを入れる前の画像。

色々と試した結果、目指したい方向は3点に重きを置いています。今後気分が変わるかもしれませんが、塗装にせずラッピングフィルムにすればいつでもやり直せますね。

  • ホイールを大きく見せたいなー
  • 車高を低くワイドに見せたいなー
  • ゴテゴテさせたくはないなー

基本的な考え方としては、「ビビットカラーでアクセントを入れるなら、人間は無意識にそこに意識が行く」ということです。今回はブラックに対してレッドを入れるので非常にコントラストが強いのでこの法則が該当します。逆にブラックアウトして目立たなくする、ボディ同色だけどマットカラーとグロスカラーを使い分けてオシャレにするなんてワザもあります。

すると今回はつまり、

  • ホイールを大きく見せるためには、円のなるべく外側にアクセントを入れる
  • 車高を低くワイドに見せるためには、ボディのなるべく低い位置、左右の外側にアクセントを入れる
  • ゴテゴテを避けるには赤を入れ過ぎないことですが、入れるラインを細くするという手もアリ

と、こんな感じでしょうか。これは例えばリップスポイラーというパーツ単体で見ていてもあまりイメージがわからないので、全体の印象を確認しながら調整する必要があります。

ということでチョイチョイと加工。先ほどのアクセントなしの画像と見比べてください。

上の加工した画像を見てもらうと、フロントのリップスポイラーは一番低いパーツだけ、そしてセンターを除いて左右だけレッドにします。ホイールも外寄りに1周アクセントを入れる感じですね。

逆にドアミラーはボディ左右で一番外側にあるのでワイドに見えるのですが、唯一高い位置でのアクセントになるので、腰高に見える可能性があります。結論としてはドアミラーのアクセントは見送りました。

全体像ができたので次は実際に施工していきたいと思います。