ミニパナメーラ:LED化ってどーなのよ。やっぱり時代はLEDだろ。~めぇさんの装備編~

LEDは最近でこそ当たり前のようについていると思われがちですが、実際のところは2018年になっても全ライトがLEDというのはある程度の価格帯にならないと装備されていません。だいたい室内灯がLEDではなく電球だったり、ウィンカーランプだけ電球だったりします。

まだまだなかなか品質・コスト面で低い価格帯では踏み切れない部分があるんでしょうね。とはいえ品質はかなり改善されたはずなので、今ではコストばかりが課題のように感じます。

最近選べるようになってきたLEDヘッドライトのオプション。これが結構値段高いですよね。もちろんデザイン的に自由度が高くなるため、それによる付随的な価格も大いにあると思います。機能的にも優位性があり、LEDの牽引メーカーであるアウディはマトリクスLEDヘッドライトを出していますが、聞いた話ではこれは使い慣れると手放せないぐらいの装備だそうです。

■めぇさんのLEDはどんな感じなのよ。

さて、うちのめぇさん(パナメーラS)はどうなんでしょうか?モデルとしては2010年なので、それなりに前になります。最近ニューパナメーラが発売されたので、僕のは先代モデルの前期型(970型)になります。

970型パナメーラのLEDがついているところは、

■外装■

  • テールスモールランプ
  • テールブレーキランプ(ブレーキランプだけ電球というパターンも世の中多い)
  • ハイマウントストップランプ
  • リヤウィンカー
  • サイドウィンカー
  • フロントスモールランプ

■内装■

  • 室内の極小灯(ドアポケットの常灯、センターコンソールラゲッジのランプ、各席のマップランプ、センターコンソールを照らす常灯)

当時は外装ランプのLEDがついていることが非常に重要でしたし、ウィンカーまでLEDなら素晴らしいという時期だったと思います。一方でまだDRL(デイタイムランニングランプ)はついておらず、アクリルを面で発光させるデザインの凝ったライトでもありませんでした。

ポルシェ自体がそういうオシャレ装備が苦手(最近すごく挽回中)だったというのもありますが、後期型になると色々とLEDは装備が充実します。テールライトのスモールは非常にオシャレになりますよね。

続いて電球がついているところ。ただしヘッドライトは電球ではないので除きます。

■外装■

  • フロントウィンカー(なぜフロントだけ電球なのか・・・)
  • コーナーリングランプ(ステアリングを切ると進行方向にライトが追加される、結構便利)
  • ナンバー灯

■内装■

  • フロント、リヤの室内灯(マップランプではなく、ドアを開けたときにつく明るいランプ)
  • ドアカーテシランプ
  • フロントフットランプ
  • グローブボックスランプ
  • フロントエンジンルームランプ
  • リアラゲッジルームランプ
  • テールゲートランプ

といった感じです。

内装はほぼ電球ですね。特に室内灯は暖かい色で落ち着くのですが、ホワイトの内装がゆえに純白のライトに替えたい気持ちもあります。悩ましいところ。あと演出として、じんわりと点いてじんわりと消えるようになっているのでLED化したときにその辺が機能するのかはわかりません。。

外装もまだLEDでない部分があります。

■球切れ警告センサーを回避するのがめんどくさい。

そしてそこまでやったんなら外装はLED化しとけよ!!って感じですね。笑 外装をLED化するにあたって何がネックかというと”電球の球切れセンサー”が入っていることです。。

球切れセンサーとは何かというと、例えばウィンカーが点いていないときでも常に微弱電圧をかけていて、それをセンサーが検知できなくなると「電球が球切れを起こしてる」と判断してディスプレイにエラーが出るんですね。これは便利なのですが、LEDに付け替えると抵抗値が小さいがために微弱電圧に対する電流が小さすぎてセンサーが検知せず、球切れと判断されるんです。

なので世の中には「球切れ警告キャンセラー内蔵」と謳ったLED製品がたくさん出回っているわけです。それが結構高くつくのと、自分で作るにも熱対策などを考慮してちょいとめんどくさい作りにしなければならないので敷居が高くなります。

いっそ古い車(ローバーミニとか)は全くもってそんなセンサーはないのでLED化しやすいですね。ウィンカーのハイフラ対策だけしておけばバッチリです。笑

話が長くなってしまったので次回に続きます・・・