ケイマン:新卒のみんな!就職3年目でポルシェはこう買う!~固い意思と節約が必要編~

最近の若者はクルマ離れが激しいと言われていますが、たしかに僕もメトロが整っていれば都心で車は(子供がいない限り)不要だと思います。子供がいて電車に乗るのがシンドイ場合はクルマがあった方が気が楽ですが、さらに言えばカーシェアで事足ります。

要は都会においてクルマを持つことはほとんど”趣味”なわけです。それは否定できないと思いますし、誰かを説得して購入する場合は「必要なんだ!」という話の展開では許可が降りないのではないでしょうか。むしろ「こんなに生活(と気持ち)が豊かになる!」という論理展開で購入した方が良いでしょう。

■まず若いうちにポルシェに乗るには”固い意思”が必要だ。

別にポルシェに限定しませんが、若くして高級車に乗るには結構強い意思が必要です。なぜなら若いうちほど「金の使い道ならいくらでもある」からです。

学生の頃はバイトもしつつ、コツコツ貯めてはたまにパーっと旅行にいく程度の生計。パパママから大量のお小遣いが支給される家庭でない限りは日々ケチケチ過ごすのが基本です。僕も割りの良いバイトを見つけるまでは、実家近くのスーパーで88円ぐらいのカップラーメンを大量に買い込んで大学のロッカーに貯めておき、1つずつ取り出して食べる生活でした・・・(たまに優しい先輩に定食の味噌汁だけ恵んでもらう)。

そんなところから就職し、急に桁違いの収入を得るわけです。家賃や光熱費を払って残ったお金は少なくても、それでも1ヶ月で学生とは異なる桁のお金を扱っている。この感覚の違いが、これまでたまにしか買えなかった高級品の購入や、飲み会代、ついつい終電を逃してタクシー代、はたまた彼女に・・・と今までできなかったことを色々やりたくなります。

それも良いでしょう!独身で無駄な元気がある頃にしかできないこともあります!でも若くしてポルシェに乗りたいなら、ある程度の切り捨てが必要です。それで我慢してもなお、結構な金額をクルマ1台に払うことになるので、いずれにせよ”固い意思”が必要になるのです。

■お金を貯めるために、僕が切り捨てたこと。メリハリが大切。

ローンでポンとクルマを買う考えもありますが、はっきり言うと新卒サラリーマンなんて社会信用はありません。なので生活に必要な場合(地方など)をのぞいて趣味性の高い高級スポーツカーのローンを組ませてくれる金融機関は少ないはずです。あっても金利がめちゃ高い(金融機関にとってリスクが高い=金利が高い)。

そのためある程度の頭金は貯めた方が良いでしょう。僕の場合はかなり貯めた方で、クルマの購入価格の3/4を貯めました。ここまでしなくてもローンは組めるかもしれません。

お金を貯めるには(特に新卒の場合)余計なお金を使わないことに限ります。ある程度キャリアができていれば「生活コストを下げることより収入を増やす努力をした方が圧倒的に良い」というのが僕の意見ですが、新卒3年ぐらいまではキャリアもクソもなく、基本的に転職をするのは「仕事が合わなかったから・・・」という理由が多いように感じます。なのでコストを切り詰める方に努力をしましょう。