さて前回購入したTHULEのベースキャリアとルーフボックスを取り付けていきたいと思います。
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■ベースキャリアはまずゴム部品の組み立てが必要。
まず思ったよりも長い箱を開けるとベースキャリアがこんな感じで出てきます。いい感じに立体的なダンボールで傷がつかないように固定されていますね。開けたらいきなり取り付け作業ではなく、最初に室内で下準備があります。
取り出してみるとこんな感じ。THULEの文字とともに品質の良さそうなアルミのバーが出てきますが、これが見た目以上に重たくガッシリしています。床に落とすと床が凹みそうです。
さてここで説明書をペロリと開いてみましょう。このスリット部分にゴム製の長い部品を差し込んでいきます。ルーフボックスはこのゴム部分に乗ることで、滑り止めと傷防止の効果があるようです。
説明書を見ると蛇口マーク・・・つまり濡らせば滑りが良くなるから、それで端っこからゴム部品を突っ込んでいけということです。しかし水をスプレーしてもなかなかそんな簡単に滑って入っていきません。差し込んだ距離が長くなるほど動かなくなっていきます・・・
ということで諦めて端っこからゴムを押し込んでみます。すると案外パチンとはまっていきます。最初からこうすれば良かったですね・・・笑
これを2本、前後のバーに差し込みます。パナメーラでは前後の2本で長さが違うんですよね。
片方のバーはゴムの長さがぴったりでした。おそらくゴムは全製品共通の汎用部品で、パナメーラに適したモデルはおそらく最長の製品なんでしょうね。一方で短い方の1本はゴムが5cmぐらい余りました。これはハサミで切り落とします。
■車体に取り付けるために、事前に組み立て方法を確認する。
続いてボディと接触するアダプターというかマウントというか、接続部品を開けていきます。これは別品番、別部品として販売されていて、今回はウイングバーエッジとセットで購入。PORSCHE Panamera 5-dr Hatchback 09-16と記載されていますね。
開けてみるとメインの部品は2つ、硬いゴム製の土台とベースキャリアと接続するための金属板が入っています。このゴム台座を通してボルトで車体と接続をすることでベースキャリアを固定します。
説明書に基づいて仮組みをするとこんな感じ。車体側にボルトを立てて、ゴム台座と金属板を通してナットで固定します。まぁとりあえず固定方法は理解したのでOK。
で、ベースキャリアの側面を見ると金属板を固定するねじ穴があるので、ここにボルト2本で固定をしていきます。ついでにRear Left(RL)といった位置を示すステッカーを貼っていきます(後に貼る位置が間違っていたことに気づく)。
上の画像で上部にあるシルバーの大きな6各ナット穴、これを締めるとバーの左右幅を固定できます。つまりこのウイングバーエッジという製品はある程度左右幅の調整が効くということになります。なのでもしクルマを買い替えてもサイズが近ければこのベースキャリアも使い回すことができるかもしれません(台座は交換が必要でしょうが)。
調整幅はおそらく40mmということですね。これは車体に載せてみないと長さが分からないのでベースキャリアの足をルーフに固定してから、その状態でバーの長さを固定します。
とりあえずシミュレーションということで、ベースキャリアの足の付け根にカバー(フタ)をして、キーシリンダーを差し込んで固定してみます。製品によってはこの盗難防止用のキーがオプションだったりもしますが、THULEの製品は標準装備のようですね。
シリンダー自体が固定用の金具になっていて、取り外すたびにキーシリンダーごと抜く必要があります。この小さなキーシリンダーは紛失しやすそうなので注意が必要ですね。1つでもなくすと4つセットで買い直すことになるので結構面倒です。
とりあえず鍵そのものを無くしそうな気がするので(一方で普段から使うものではない)、その辺にあった大きめのキーホルダーでもつけておきます。昔ぽすけ(ケイマンS)のキーにつけていたキーホルダーです。
次回は車体への取り付けです。