愛車生活:もう一段自分が成長するためには、スーパーカー購入によって自分を引き上げる必要がありそうだ。

最近ちと考えていることを。

家を買ってしまったことで僕の中で

「人生最大の買い物が終わってしまったのでは?」

という気持ちになっています。実際のところは気の遠くなるような金額がローンで残っていて、定期的にくるローン残高の手紙を見ると現実感が湧かない数字が並んでいます。笑 この気持ちは良い意味では、満足感や達成感を示しているのですが、一方でこれまで人生を駆け上がるために必要であった渇望や焦りが、一定落ち着いてしまったという気持ちが含まれています。

前回スポーツカーが欲しくなってきた記事はこちら。

愛車生活:クルマが足として不要になった今、改めてスポーツカーが必要だ。
唐突ですがぼちぼちスポーツカーが欲しいですね。 年明けに引っ越す前は日常の足としてクルマがあった方が便利な環境だったことも...つづく

■僕はサービスよりもプロダクト派。その中でもクルマは特別な存在。

僕はサービスよりもプロダクト、つまり物理的に残るもの、特に機械製品に金をかける人間です。それこそサービスについては節約の対象であることも多く、サービスに多少は金をかけることも出てくるようになったのは最近な気がします。

ただ今でも“一流のサービスを知っておく”ために高価な金額を払うことはあれど、”常用はしない”んですね。だからよく行く温泉宿も”コスパ抜群”として行き着いた宿ですし、飲食に関しても同様です。逆にめちゃ高いところに行っても

「高い分良かったけど、値段の割にはこのぐらいなんだなー、ならいつものところがコスパ良いなー。」

と戻ってくることが多いですね。まぁ舌が肥えてないというのもありますが、僕は元々ケチ臭い性格なので「絶対値で高くても良い」ではなく「相対値でそこそこの値段の割に良い」というコスパを重視する人間なんだとわかってきました。

しかしプロダクトはもうちょっと絶対値に近いです。特にクルマ。自分の身の丈に合わない理想の(値段ではない。クルマの場合は芸術として・機能美として素晴らしいと思うモノが結果として高くついてしまう)1台に惚れ込んで購入します。そして仕事や服装などの面において、後からそれに見合った自分を目指すのです。

だからこれまで挫折もあれど、周囲に比べてハイペースに人生を歩んで来れたと考えています。ところが子供が産まれた後は、一般的な例に漏れず保守的な考えが強くなってきました(長男が生まれる前にパナメーラをファミリーカーとして購入したのが最後)。

■高級車を所有することは、クルマに気を使うほど疲れてしまうこともある。

そして現在。わりと都心と呼べるクルマが不要な世界に引っ越してきて、気にするようになったのはめぇ(パナメーラS)とつゆだく(ローバーミニ)。つまり趣味性が高く、不便な2台。

逆に引っ越す前に住んでた場所では90%がじょんじょん(F56 JCW)に乗っていたものの、最近は乗る頻度が相対的に下がってきました。トータルのバランスでは一番良いクルマだと思っていますし安心して人にも勧められますが、やはり趣味でしかクルマの必要性を感じない世界に来ると少ないクルマに乗る機会で積極的に選ばなくなってきました。これでMTだったらめちゃめちゃ刺さってたかもしれませんが。

で、先日書いたようにスポーツカーが欲しいのですが、なんか気持ちに波があるのですね。コロナ禍であまり出かけない(車に乗る機会が減った)というのもあるのですが、本当にスポーツカー買ったら乗るのか?という気持ちが正直あります。あとはこれまで高級車を所有することで出先や家での保管に気を使う傾向にあり、それが疲れてくる時がありました。

■より高みを目指す野心を取り戻すために、ケイマンSを買ったときのあの気持ちを取り戻したい。

それでも尚、僕もそろそろスーパーカーを買おうかなと思うわけです。

これまでポルシェは2台乗ってきて、いまだに911カレラに憧れもあります。そしてこれまでも何度か購入しようと考えもしたのですが、内装なんかは過去のケイマンSや今も乗っているパナメーラSとそれほど大きく変わらないということがあります(ポルシェの内装は質実剛健だが見た目は質素)。なのでめぇこと、我が家のパナメーラが手元にあるうちは、違うブランドを購入した方が自分自身に大きな刺激となるかなと思いました。僕はかつてぽすけ(ケイマンS) を購入した時のような、乗る時に手が震え、自分がそれに見合う人間になるべく引き上げてくれる強い刺激が欲しいのです。

もちろん911のGT系やターボ系はパフォーマンスも含めてスーパーカーだと思っています。ポルシェは非常に良い車で、やはり一度はそのフラッグシップに乗っておきたいという気持ちが強くあります。もしかしたらいつか”普段乗りやすい、積極的に乗るためのスーパーカー”としてポルシェに戻ってくる可能性も多分にあります。

でも今は、いつか欲しいけど現実味がなくてこれまで具体的に購入を検討したことがないクルマ、フェラーリやランボルギーニといった雲上ブランドに手を出すタイミングなのかもしれません。正直ミーハーな気もするメジャーなブランドではあるものの、実際に買ってから売るまでの差額がその車かかった金額と考えている僕にとっては、売却時に値が高くつくことが重要で(でないとそもそも買えないし支払えない)中古相場の高い人気ブランドでチャレンジするのが合理的と考えています。

今すぐというわけにもいかない事情があるのですが、それはまた今度書くことにしましょう。

『愛車生活:もう一段自分が成長するためには、スーパーカー購入によって自分を引き上げる必要がありそうだ。』へのコメント

  1. 名前:にゃもー 投稿日:2021/04/23(金) 08:45:05 ID:ec02b9cb7 返信

    ミニなら何時でも引き取りますよ??(笑)

    ナローポルシェ買っちゃいましょ!!ホッ(〃 ‘ o’)(〃 ‘ O’)ホー

    • 名前:Kamibukuroman 投稿日:2021/04/27(火) 00:20:44 ID:fa44f9770 返信

      にゃもさん
      あれ、ATでいいんですかね。笑 クラシックミニは手元に置いておくので手放すならBMWミニの方ですね。
      それと空冷ポルシェはめちゃくちゃ欲しいのですが、上がってしまった相場の様子見ている感じです。いつか買う気満々ですね。笑