パナメーラ:バンパープロテクターの下準備をする。

新しいホンダシビックのCMに庵野秀明監督が出てますね、びっくり。

シビックというと僕はホワイトボディに赤いエンブレムのType Rのイメージが強いですが、このところのシビックType Rは通常モデルのシビックとはかけ離れたデザインになってきましたね。インプレッサ等もベースグレードとWRXではもはや別の車種扱いです。

明らかな「特別感」が訴求力につながっているのかもしれませんね。

前回購入したバンパープロテクター、今回はこれを綺麗にしていきたいと思います。前回の記事はこちら。

パナメーラ:ぶつけるの恐い。バンパープロテクターを考える。

■バンパープロテクターの低品質。

さて、1000円で購入したプロテクターですが、まぁどう見ても中華製ですね。素材は悪くないのですが、やっている加工組立がとても低品質。

裏面の赤いのが取り付け用の両面テープなのですが、なんか赤いのがいろんなところからはみ出ているのでわかる通り、端もちゃんと切れていないのでこれはどう考えても貼り直しですね。両面テープ自体も質がいいとは決して思えません。

プロテクターは本体の長いバーと、両端が個別の部品でカバーが付いており、3部品構成になっています。これも下の写真のように、見てみるとパカパカ。

さらに、この本体の長いバーだけ製品のキズ防止にクリアフィルムが付いているのですが、それを剥がすと(剥がしづらい)、両端のカバーの付け根だけフィルムが綺麗に剥がせず残ります。なんかビジネスチェアとかよくこんな風に製品フィルムの端が綺麗にとれない(フィルムの上から部品を取り付けているため)ことがありますが、そういうの大っ嫌いです。笑

いやー、バンパー本体の品質自体は悪くないのですが、組立品質がこうも悪いとめぇ子(うちのパナメーラS)に取り付けるか迷いますね・・・

とはいえ買ってしまったので一旦綺麗に修繕します。

■分解と修正をしてみる・・・

さて、まずはダメダメな両面テープを剥がします。指でつまんでめくるとあら不思議。

全然粘着力もなくするすると取れてしまいました。どうしてこれで取り付けられると思ったんですかね?イっちゃってますね。両端もベトベトっと糊のあとは残りますが、両面テープ自体の粘着力はかなり低いです。

さて、両面テープをとったら両端のパーツを外します。裏面にはツメが付いているので、これをマイナスドライバーとか何か薄いものを差し込んで起こします。隙間に入らないとき、無理やり力任せにやろうとするとたいていの場合指が血まみれの結果になるので気をつけてください。僕も大人になったのでようやく学びました。笑

ツメを起こしたら外すことができますが、ツメを起こす際にパーツの表面が変形してしまわないよう注意してください。

パーツを外すとフィルムが残っているので剥がします。フィルムの上から端のパーツを被せているだけなので、そりゃパカパカですよね。

フィルムを剥がしたら、なんかいろいろ接着剤のあと(?)が残っています。見えなくなる部分なのでそれほど気にしなくていいのですが、表面が汚れているとパーツどうしの接着時にはがれやすくなるので少し綺麗にしておきましょう。

試しに脱脂液で拭いてみました。少しは綺麗になりますね。下の画像でフィルムっぽく残っているのは接着剤の跡です。これで組み立てていきます。

さてこれを再装着するわけですが、その際には接着剤ではなく両面テープを使うことにしました。ツメが付いているので両面テープでも大丈夫でしょうし、その方が作業製も良いと思います。接着剤がはみ出して汚くなるリスクもありません。

使っている両面テープは安心の3M製。自動車用の強力テープです。

両面テープの上からカバーを取り付けます。元々のツメの位置からずれないように気をつけてください。貼り直しが難しいぐらいには粘着力が強いです。

さて、ツメを戻すためにペンチで挟みます。もちろん表側には何か当てをしないとキズまみれになってしまうので要注意です。最初に剥がしたスポンジ入り両面テープを当てて挟みました。ツメが大きくはみ出ているとボディを傷つける可能性があるのでしっかり潰しましょう。

以上の作業を4本×両端なので8箇所です。けっこーめんどくさいですが慎重さが必要な作業ではないので、Amazon Primeで鋼の錬金術師を見ながら進めていきます。笑

最後にボディに貼るための両面テープを取り付けます。ちょっと厚手のものを使うのがポイントで、薄い両面テープで貼ると、ツメや各パーツ端の金属部分が直接ボディに触れてボディの塗装をえぐる恐れがあります。

ここはケチらずにしっかりとテープを貼りましょう。これを4本作業したら完成。

さてとりあえず綺麗に作業し終えたのはいいのですが、実際にめぇ子(パナメーラS)に貼るかどうか。。

実車にあてて具合を見てみましょうかね。やっぱり自分の中で許せなかったら、その時は嫁の弟さん夫婦が購入したばかり(だけど奥さんが免許取ったばかり)の車に貼る用にあげましょうかね。。