パナメーラ:さあ気合入れてDIYで天井内装を張り替える。~Aピラーとハンドル分解編~

ひとまずBピラーが外せたので、次にAピラーやハンドル、サンシェードあたりを分解していきましょう。

パナメーラ:さあ気合入れてDIYで天井内装を張り替える。~手探りで内装分解Bピラー編~
さて色々悩んだのですが、今回は費用対効果を考えてルーフの内装垂れは自分で修理をしていきたいと思います。以前ぽすけ(ケイマンS)で...つづく

■続いて外しやすいハンドル類。

続いてルーフハンドル。パナメーラではこれが4席ともついています。なので4つとも全て外しましょう・・・笑

パナメーラのこのハンドルは引っ張って離すとゆっくりと戻ります。つまりパッと手を離してもバタンと戻らないのですね、ケイマンに乗っていた僕からすると「走ることだけを考えてきたポルシェも、今ではそんなことできるのか・・・」と思わず感心してしまった箇所です・・・笑

ハンドルを引き下ろすと、その付け根に隠しフタがあるのでパカっと爪で開けます。すると奥にネジがあるので外しましょう。これもT25です。

両側を同じように外しました。ネジは無くさないようにハンドルのねじ穴に入れてフタをしてあります。こんな感じで4ドア分を作業します。

後部座席のハンドルを外したところ。天井の生地が剥がれているのは後部座席部分ですが、やはり同じようにハンドルの部分はすでに生地がはがれています(今までハンドルで固定されていたのでそう見えなかった)。こういった凹んでいる箇所=生地が無理やり伸ばされているところから剥がれてくるんですよね。

■Aピラーはボルトの頭までが遠いから柄の長いトルクスレンチが必要。

続いてフロント、Aピラーを外します。同じようにAIRBAGのプレートを外すと奥にボルトがあるので、これを外します。ただしここはピラーパネル表面からボルトまで深さがあるのである程度工具に長さが必要です。

とりあえずボルトを外すと天井のパネルからは浮くようになりました。Aピラーの内部、その奥の方はライトを当てて見たのですが、ちょっと外し方がイマイチ見えなかったので、今回は天井パネルがはずせる隙間が開けば良しとしました。

■サンシェードは化粧ライトの配線があるので無理やり引っ張らないように注意。

続いてサンシェード。いやー案外クルマの屋根には色々くっついているものですねー。。

まずは車体外側の固定部分から外します。内装剥がしを入れて土台のカバーを外すのですが、薄いパネルなので割れないように気をつけます。

白い土台が見えたらボルト2本を外します。ここはボルトだけでなく白い土台を天井パネルから内装剥がしで外します。ここで気をつけなければならないのはバニティミラーにライトがついているので、つまり配線があります。

勢いよくサンシェードを落とすとコードが切れる恐れがあるので、しっかり片手で持っていましょう。この黒い配線の先にコネクターがあります。このコネクター部分は奥の方に押し込まれているので、そーっと引っ張り出します。

あまりコードを引っ張らないように注意してください。そしてこのコネクターがパッと見て外しどころがわかりづらいのですが、下の画像の位置でコネクターが分離できます。コードではなくコネクター部分を持ってグッと引っ張ると抜けます。

こんな感じで抜けたらOK。

次に反対側(車体中央側)の土台も外します。ここにもフタがあるのでパカっと開けてT25で外します。

そしたらフロントウィンドウ側から引き抜きます。でないと後方に引っかかるようなツメがあるので抜けません。

いったん今回できた作業はここまで。

あと大きな作業として、ルーフのスイッチパネルを外すこと、サンルーフ周りを剥がすこと(どう固定されているのか不透明)、リヤゲート周りのCピラーを外すことが残っています。まだまだ大物がありますね・・・

やっぱりこのルーフを張り替える作業というのは工賃がかかるのもわかります・・・