テスタロッサ:きた、、、出かけた先のイタリア街でエンジンが掛からなくなる 。。セルモーターに問題発生。

今回はとうとう(待ってました)出かけた先でテスタロッサが動かなくなるトラブルが発生したのでその状況をレポートしていきたいと思います。結論としてはテスタロッサのメジャートラブルである温間時のセルモータートラブルのようです。いやー、とうとうネオクラフェラーリ初心者に洗礼が来た感じがします。笑

梅雨が明けた頃の話なのでちょっと前になりますが、テスたろー(うちのテスタロッサ)でドライブがてらイタリア街へ。梅雨の間は乗れなかったですし、真夏の間は乗って出ることもできないので今のうちにもう1回だけ乗っておこうという考えでした。そしてイタリア街に行ってみようというのは「まぁイタリア車だし、ドライブ行くアテもないから行ってみるか」ぐらいのアレです。

クルマの撮影スポットとして知ってる人は知っているイタリア街はこんなところ。

イタリア街というのは東京の新橋あたりにあるそれほど広くもない一角のことで、イタリアをイメージした石畳が広がっています。まぁ実際のところただのオフィス街だと思われ、雑居ビルやオフィスビルが並んでいるためイタリアっぽいのは石畳の道路面とその脇の歩道ぐらいでしょうか。。イタリアっぽいカフェが街角にあるので雰囲気に貢献してくれるのですが、ただそれも1軒程度。

ネガティブなことばかり言っちゃいましたが、でもカメラの画角を絞ってイタリアっぽい部分だけをうまく写せば良い感じの写真が撮れるんです。それと基本オフィス街なので土日は人通りも少なく、道幅もあるので愛車を脇に停めてカメラを構えられるという、都内では少ない穴場でもあります。なので以前乗っていたぽすけ(ポルシェ987ケイマンS)の最後のドライブで写真を撮った場所でもありますね。

ちなみに石畳と街の雰囲気だけでいうと丸の内の方が良い雰囲気で写真にするにも都合が良いと思ってます。それに冬はイルミネーションもありますしね。ただ休日もショッピングに来た人で結構人通りが多く、目立つクルマを停めてガッツリ一眼レフを構えるにはちょっとタフな心が必要かもしれません。気にしすぎですかね。。

ちなみに今回のイタリア街は休日の昼に行ったのですが、なんだか思いの外賑わっていたようでカフェはランチ客で盛り上がり、写真を撮るには良い感じの場所にはだいたい別の車が先に停まっていました。それはそれで仕方のないことなので端っこまで行って停めることに。いやー、ガッツリ工事現場の横なんですよね。笑

今回はクルマを停められた場所もイマイチ、背景もイマイチだけどちょっと撮った写真をご紹介。

まぁ写真撮るといってもスマホしか持ってこなかったし、予想していたよりもクッソ暑くて15分も滞在しなかったので簡単な写真ですが、せっかくなので載せておきます。路肩に停まっているバイクもVespaなら良い雰囲気出ちゃいますけど、残念ながら日本が誇るスーパーカブ。笑 いやいやバイクで唯一欲しいと思うのがスーパーカブですよ(Vespaってめちゃめちゃ高価なんですね)。

炎天下のイタリア街でテスタロッサのエンジンが全く掛からない・・・。

しかしここからが問題で本題。そんな長い時間ではないですが、暑くて限界だから帰ろうとクルマに乗ってキーを捻ると、テスタがうんともすんとも言わない。。

アクセサリーオンでちゃんと諸々の機器が動き出すんですが、その後スターターモーターを回そうとすると回らない。力無く回るとかではなく、そもそも回らない。バッテリーが弱ってることも考えづらく、クソ暑い車内で全く頭が回りません。その一方で流れ出る汗は冷たい。。

セルモーターが壊れた?それともテスタロッサでよくあるヒューズボードが焼けた?ローダー呼ぶ?それとも押しがけ試してみる?そんなことを考えながら5分ぐらい粘ってみると急にセルモーターが勢いよく回って何もなかったかのようにエンジンがかかりました。そして同時に吹き出す安堵の汗と、送風口からの冷たい風が消えかけていた身体の感覚を戻します。

かかった時はセルモーターもエンジンもまったく普段と変わらない感じだったので、単に配線の接触不良だったのかもしれません。となるとやっぱりヒューズボードが怪しい?

どうやらテスタロッサではありがちなトラブルらしい。エンジンルームが熱い状態では配線の電圧が下がってスターターモーターが回らない。

いやー、でもひとまず帰ります。もうエンジンの火を落とすことなく、とりあえずガレージに入れたい気持ちが先行しますね。その後は特に何の問題感もなく帰ってこれました。

そしてちょっとググってみたんですが、どうやらテスタロッサによくあるトラブルっぽいです。温間時、つまりエンジンルームが灼熱地獄の状態だと熱によって古い配線が電圧降下を起こしてしまい、セルモーターがうんともすんとも言わなくなると。なので冷間時はこの問題が発生せず、ガレージでエンジンをかけるときや、出かけた先でクルマを停めてからメシ食うとかある程度時間を置いてエンジンルーム内の温度が下がってきたタイミングでエンジンをかける分にはセルモーターが回るということですね。

なるほど、、対策としては古い配線を引き直すかリレーを入れてセルモーターにつながるプラス配線はバッテリーから直接入れるかの対応が必要で、ハードルが低いのはもちろん後者。なのでリレーを用意して対策をすることになりそうです。それはまたそのうち。。