ガレージライフ:構想(棚上げ)2.5年。DIYでガレージの壁を塗ってみる。~②壁を塗ってみる編~

ガレージの壁面塗装をDIYでやってみる。前回はペンキのカラー選びと道具の用意までやってきたので、今回はいよいよ実際に壁を塗っていきたいと思います。

ガレージライフ:構想(棚上げ)2.5年。DIYでガレージの壁を塗ってみる。~①ペンキの色選びと道具編~
ガレージ付きの自宅を手に入れてから3年弱経ちます。本当は自宅の建物とは別の建物として優雅なガレージを立てられれば理想なんですが、...つづく

ペンキは気を付けてても飛ぶもの。特に愛車の養生は必須。

それと購入しておかなきゃいけないのが養生用品。ローラーを使っていてもペンキは撥ねることがあり、床や近くにある物の養生は必須です。どうしたって飛ぶものだと思って挑んだほうがベターですね。着ている服も汚れてもいいもので作業します。

僕はオイル交換などの作業用に梱包材の紙(ネットで商品を買うと毎回結構入っていて、勿体ない)を畳んで貯めていて、これを2-4重に重ねて床に敷いて、壁際だけ養生テープで固定しています。

それと一番重要なのがクルマそのもの。もちろん作業中はコインパーキングに停めておけると作業スペースもできるので最高ですが、僕の場合はテスタロッサをコインパーキングに停めっぱなしにしたくないので養生します。使うのはよく町中の塗装現場で見かけるビニールのアレ。これはAmazonで買いました。なんというかパッケージの昭和感がすげー。笑

元々は隣のクルマを洗車するときに、もう1台が濡れないようにと思って買ったものです。大型車用を買ったのですがパナメーラでも裾が結構余るので、むやみに大きいのを買わない方がいいかもしれません。裾が地面に溜まってしまうと水がかかったときにビニールに水たまりができてしまいます。それとビショビショのまま片付けるわけにはいかないので、乾燥するまでカバーをかけっぱにするのですが、裾が地面についてるとなかなか乾かないんですよねー。そんなこんなで最近は使ってませんでした。

あ、室内クルマカバーに使おうというのもやめた方がいいですよ。通気性がないのでカバーの中で湿気がずっと溜まっているのでクルマのコンディションに悪影響を与えそうです。。

カバーをかけるとこんな感じ。かなりデカいのでペンキを塗る壁と反対側で余った裾をまとめて重しを乗せてあります。

ひとまず1面塗り始めてみる。思ったより仕上がりはいい!これは楽しくて品質も高くてDIY作業向けかも!

何はともあれまずは1面塗ってみましょう。

いきなり塗り始める前に、気持ち程度ですが壁を布で水拭きしておきます。どうしたってガレージという場所なので砂埃や、排ガスから出た煤で汚れている可能性もあります。でも拭いた感じ布がめちゃくちゃ汚れるというわけではなかったので、そんなに汚れてたわけではなさそう。

そしたら乾いたことを確認してローラーでペンキを塗っていきます。ローラーはベタっとペンキに浸して引き上げると垂れるので、めんどくさがらずペンキをつけてはトレイの中で軽く転がしてローラーのスポンジ面に薄く広く伸ばしてから壁に持って行きます。壁面にローラーをつける時もゆっくりと軽く転がして、壁にペンキをある程度移してから塗り広げていく感じ。2年半寝かしたので次男も手伝えるぐらいに成長しました。笑

垂れることにビビッて勢いよく転がすと、ペンキが跳ねて飛ぶので気を付けた方がいいです!(僕は飛ばした)

素人でも慣れると思ったより均一にきれいに塗れますね。今回はコンクリの面均しもしていないので、もちろん継ぎ目や気泡による穴も残っていて、そのへんは気にしないことにしています。なのであまり厚塗りで面をつややかにするつもりもなく、ただ薄く塗り広げていけばOK。

コンクリの継ぎ目にあるバリや、建築工程で発生する穴、それと目立つ気泡穴にローラーではペンキが入っていかないようなら刷毛で色を入れます。ローラーで無理やり全部済まそうとすると大量のペンキをべちゃべちゃに押し込むことになるので、後から垂れて固まったりするとイマイチです。ただ刷毛で塗った後は筆目(筆の跡)が残りやすいのでさらにローラーで均しておくとよりきれいに仕上がると思います。

あれ、思ったより緑要素が薄くて水色っぽいかも・・・。ちょっと学校のプールとミニ四駆のスポンジタイヤを思い出してきた。

途中まで塗った感じ。僕としては綺麗に塗れてるし思ったよりも難しくないという感想なのですが、一方で想像していたよりも色味にグリーン要素が薄く、水色感が強いです。ポルシェのリビエラブルーみたいな色味。それはそれで美しいのですが、もっと昔のラムネっぽい青緑感を求めていたのでちょっと想像からズレてるかも。

あんまり色が薄水色だとほんとに学校のプールっぽい雰囲気にならないか心配です。。さらに海沿い出身の僕としては、なんか子供の頃によく見た「国道をくぐって砂浜に出る時のコンクリのトンネル」感が強く、こういった場所のトンネルって壁が水色で塗られて魚とかカニとかが描かれていたイメージがあるんですよね。。ガレージのオシャレでない蛍光灯の感じがそれを助長させているのかもしれませんが。笑

もしかしたら(どちらかというと)白っぽいコンクリートに1度塗りしているからかもしれません。黒いローラーの受け皿上で見るともう少し濃い色で、こっちはいい感じにも見えます。なのでこれは2度塗りしたらもうちょっと色味が濃くなるかもしれませんね。

それよりもこの使った後のローラーを見てください。これを見て

「ミニ四駆のスポンジタイヤ(ブルー)にしか見えない!!」

と思った人は僕と同じ世代かもしれません。笑

ガレージライフ:構想(棚上げ)2.5年。DIYでガレージの壁を塗ってみる。~③二度塗り仕上げと完成編~
ガレージの壁面塗装をDIYでやってみる。前回は1面試しに塗ってみたわけですが、今回は細かいところの塗り込み、二度塗りで完成させて...つづく