ガレージライフ:構想(棚上げ)2.5年。DIYでガレージの壁を塗ってみる。~①ペンキの色選びと道具編~

ガレージ付きの自宅を手に入れてから3年弱経ちます。本当は自宅の建物とは別の建物として優雅なガレージを立てられれば理想なんですが、うちの場合は「購入額がほぼ土地代」というほどの状況なので、別でガレージを建てる土地なんてどっこにもありません。なので我が家はガレージと言っても自宅の基礎上げ部分がコンクリの箱になっていて、それが駐車場です。

ガレージハウスというと憧れのオシャレな世界観を思い描いていたので、例えばガラス張りの隣の部屋から愛車を眺められたり、バーカウンターなんかあったりすると最高です。でもうちはコンクリ固めで、2台デカい車を入れたらもう小さい椅子を置くスペースもないので、そういったクルマ以外の何かにスペースを使うのは難しいですね、、、

コンクリガレージは車の保管環境としては最高だと思う。あと必要なのはオシャレさだ。

一方でコンクリガレージは良いこともありますよ。まず何より頑丈でどんな時も愛車を守ってくれますし、想像よりはるかに保温性が高いので夏はやや涼しめで冬は暖かいです。それと密閉性が高いので一度除湿をしてシャッターを閉めてしまえば(シャッターのすそには密閉性を高めるスポンジを貼ってる)保存状態はかなり良いと思います。それと夜な夜な車を触りたくなる人間にとって防音性が高いのも有難いところ。前面はシャッターなので防音性は薄いですが、それを除けば夜中に多少ガチャガチャやっていても、シャッターさえ閉めていれば近隣には音が聞こえないようです。

さて本題のガレージの壁面塗装。コンクリむき出しのガレージは結構無機質で寒々しい感じもあります。コンクリ打ちっぱなしはモダンな雰囲気にもつながりますが、それは他の素材と組み合わせたり、ライティングを工夫して初めてオシャレになるものだと思うんですよね。

ガレージの床洗い

なのでとにかくまず色を塗ろうと思いました。狭いガレージなのであれやこれやと棚を置いたりすることは難しく、壁にどうやって物をかけるか、飾るかが重要になります。そして壁に色々と取り付けちゃうと後から色を塗りづらくなるので、まずは色を塗るまでガレージの壁にあれこれつけるのはやめようと思っていたのですが、、、気が付くと2年半が経ちました。笑 

ひとまず壁を塗りきらないと、いつまで経ってもオシャレなガレージづくりのスタートラインにも立てないので、今回はようやく重い腰を上げて壁の塗装にDIYで挑みたいと思います!

用意する道具はこれだ。ペンキの色は悩んだ結果明るいオーシャンブルーにした!

今回用意した道具はこちら。

  • コンクリ用ペンキ(水性ペンキ)
  • ペイントローラー
  • ローラー用受け皿
  • 刷毛
  • 養生テープ
  • 大量の紙(新聞紙や梱包用の紙など)
  • クルマの養生カバー(ビニール製)

それほどたくさんのものが必要なわけではありませんが、まずは何よりペンキ。コンクリのペンキってホームセンターで見てみると、なんか古めかしい草色(失礼)とか、ベージュ、グレーといった当たり障りない感じの色しか売っていませんでした。なんかこう、くすんだ緑色に塗られた床とか昔から見たことありますよね、、、工場とかで。笑

モダンに仕上げたいけど、グレーだとコンクリの色から代わり映えしないし、ブラウン系も最初から木材で仕上げるなら暖かくておしゃれな感じですが、濃い茶色ベタ塗りだと僕の思ってるものと違います、、、

と、この辺の色味でそもそも悩んで若干挫折しのも2年半たってしまった言い訳のひとつです。しかし改めてネット上で探して見ると、コンクリ専用ではないものの、水性ペンキ(コンクリも対応)ならもっとカラーバリエーションがありそうだと気づいたんです!色はモダンなガレージにするならブラックも良いかなと思ったのですが、再度色々考えて条件を出してみると、

  • 今のコンクリむき出しだと、暗い時間に駐車するときに壁と車の距離がよくわからない。ブラックとか光を吸収する色だと尚さら距離わからなそう。
  • 元々の照明が暗めなので、光を反射する明るい色の方が空間がさらに暗くなるのは防げると思う。
  • 真っ白だと経年汚れが心配。拭き掃除はできるけど、壁に色々物を取り付けたら水かけながら洗うのは難しそう。
  • せっかくならシャッターを閉めたら普段の嫌なことを忘れられるような別世界にしたい。

そして思い切った。そうだ、イタリアの海を思わせるオーシャンブルーにしようと。

そしてテスタロッサを見ていて考えたのが「イタリアの気持ちいい海を思わせるようなオーシャンブルーにしよう!」ということ。まぁパナメーラを見ていて、ドイツのくすんだ空の色にしようとは思わなかったですね(僕が行った時の勝手なイメージですが)。笑

それと元々ブルーとパープルの間や、ブルーとグリーンの間のグラデーションカラーが好きだということもあります。以前はリビエラブルー(明るくコントラストの強い水色)のカレラorケイマンが欲しい、オーシャンブルーのミニJCWコンバーチブルが欲しいと思っていた時期もあり、いつかは何かのクルマでこれらのカラーは再現したいなと思っていたんです(ラッピングでもポイントカラーでも良い)。夏の海を思わせる色であれば、暖色とも寒色ともとりづらいオールシーズンカラーになるのも良いと思ったポイントです。


で、購入したのがこのペンキ。メーカーのカラー名はインディアンターコイズ。どれぐらいの量が必要なのか感覚がなかったですが、ホムセンにあるような大容量のサイズがなくて、仕方なく1.6Lを4缶ほど買いました。1缶あたり一度塗りだと8畳ほど塗れるそうです。3,300円✖️4缶なので1万5000円以内ですみました。

その他塗装用品についてはホムセンで手に入るものが多いです。壁は大面積なので筆ではなくローラーで塗った方が遥かに楽ですし均一に塗れます。ただ壁と壁の面のキワなどは刷毛があった方がいいのと、コンクリ壁って建築工程上500円玉サイズの丸いくぼみが一定間隔で入っており、こういった中を塗るのにも刷毛が便利です。

次回は壁を塗り始めていきたいと思います!

ガレージライフ:構想(棚上げ)2.5年。DIYでガレージの壁を塗ってみる。~②壁を塗ってみる編~
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