パナメーラ:ナンバー灯のライセンスランプを自分で交換する。

今回はDIYでっていうほどではないですが、パナメーラのライセンスランプを交換していきます。以前ちょうど球切れしたのに気づかずディーラーで車検時に交換してもらうことがあったのですが、ディーラーで交換してもらうと何故だか色々結構高くつきますからね。。

残念ながら僕のめぇ(ポルシェパナメーラS)はライセンスランプがLEDではなく電球なので、球切れが発生します。今回は球切れではないのですが、ちょっと思いつきでこの電球色をなんとか白色っぽくできないかとトライしてみます。

バルブが見えなくて、点滅もしないなら電球を青くするだけが一番楽な対応なのではと思った。

最近は安い価格帯の車まで低めてもはやLEDが当たり前なのですが、やっぱり電球の色って気になるんですよね。特に電球とLEDが混在する世代のクルマはヘッドライトはHID、スモールやテールライトはLED、なのにナンバー灯は電球、室内灯も電球などなど、混在するが故に電球が気になります・・・。

これまでパナメーラの諸々電球をLED化したDIY記事はこちら。

パナメーラ:室内灯からLED化してみる。まずは元のバルブ型をチェックだ。

パナメーラ:内装をLED化してみる。~まずはフットランプ。LEDは自作だ。~

パナメーラ:手始めに簡単そうなカーテシランプからLEDに入れ替えてみる。

パナメーラ:内装をLED化してみる。~リヤラゲッジランプ。ここにもコネクタ問題が。~

パナメーラ:内装をLED化してみる。~次はカーテシーランプ。ここはアイスブルー。~

パナメーラ:替えづらかった後部座席の室内灯をLED化する。

LEDの特徴というか、一般的にLED化するための目的は主に3つです。

  1. 小さいサイズで明るい
  2. 色温度的に白色
  3. 点灯・消灯のキレが良い

1の明るさについては、僕は昔からナンバーを明るく照らしたいとは1ミリも思っておらず、あえて暗い中で警察にナンバーなんか見せたくないわけです。よって爆光みたいのは不要です。それと3の点灯・消灯もウィンカーみたいに点滅しないのでこれもべつにいいわけです。とすると白くしたいだけ。

すると実はブルー球という手があるのですが、これは電球のガラス部分がクリアブルーになっていて電球のオレンジっぽい暖色を打ち消すので白く見えるというもの。ただ電球そのものが目に入る場所(例えばスモールランプなど)だと点灯していない時に明らかに青っぽく見えるので好みが分かれるところですね。

ただ今回のライセンスランプは地面に向けて設置されていることから光源を直接見ることはなく、であればブルー球でいいじゃんと思った次第です。買うぐらいならLED買えばいいやんと思ったのですが、ちょっとやってみたかったのが普通のバルブ(電球)にクリアブルーを塗ったらそれでいいのでは?ということ。

ライセンス灯を外す。球切れで交換するときもこの手順。

とりあえずパナメーラからバルブを外します。ゲートを開けるとゲート側にライセンス灯があります。ライセンス灯の下にある穴は可動式リヤスポイラーから侵入した水が抜ける穴です。

これを外すだけなのですが、案外ガッチリと固定されていて簡単には外れそうにありません。無理にこじって固定用のツメを割ったりすると面倒なので一応取説を見て外し方を確認しておきます。

ポルシェパナメーラのナンバー灯交換

まぁマイナスドライバーを突っ込んで「エイ!ヤー!」ということですねよくわかりました。パナメーラは説明書に各ライト類の項目があるのですが「整備工場だけで実施できます」と書かれているばかりで大抵のことは説明されていません。。まぁこういうクルマはあんまり自分でやる人いないよね・・・。

ポルシェパナメーラのナンバー灯交換

ということでこんな感じで片側を引き起こしてライセンス灯の土台を外します。レンズ部分のすぐ横に細長い穴があって「ここにマイナスドライバーを突っ込んでください!!」と言わんばかりですがフェイクですのでご注意を。

パカっと浮いたらあとは手で引き抜くのですが、この時後ろにコネクターが付いているのであまり引っ張ると断線します。

ポルシェパナメーラのナンバー灯交換

コネクターはクリップ部分を押し込むとスポッと抜けるので、両方外して自宅内に持って帰ります。

模型用のクリアブルーを筆塗りしてみる。ちょっと厚く塗りすぎたので青い光になってしまったけど、有効な方法ではあるっぽい。

次にこのレンズアッセンブリーにハマっている舟形バルブを外してブルーに塗ります。もちろん普通のブルーを塗ったら光を透過しないので使うのはクリアブルーです。電球は結構熱くなるので耐熱性が心配ですが、とりあえず試しに模型用の塗料を使ってみます。

ポルシェパナメーラのナンバー灯交換

ということでいきなりですが塗ったのは下の画像。筆塗りで2回ぐらい塗り重ねました。エアブラシを出すのめんどくさがって筆塗りしたのですが、厚く塗れるのはいいもののムラになるのがちょっと心配です。光に透かすとこんな感じ。

ポルシェパナメーラのナンバー灯交換

これでライトをつけた時にステンドグラスみたいにならなければいいのですがどうでしょうね。

ということでしっかり乾いたら車体に戻して点灯してみます。いやー市販のブルーバルブって結構色が濃いイメージがあったので適当に塗ったのですが、塗りすぎたようで点灯すると光がブルーです。これはおまわりさんに怒られるかもしれません・・・。笑

ポルシェパナメーラのナンバー灯交換

でも一方で電球を直接見ると一部電球色っぽかったりムラがあることがわかりますが、ナンバーに映った光はまぁまぁ均一で気にならないので、色を塗ってみるっていうのは良い方法かもしれません。ただ濃さの具合はなんともわからないので、次回やるとしたらなんらかの方法で点灯させた状態でエアブラシで色を乗せていき、色の変化の具合を見ながらちょうど白色になるところで止めればいいかなと思います。

でもそこまで考えると手間がかかるので、やっぱりバルブを買ったほうがいいですね。笑 しかし一部の車種はライセンスバルブをLEDに交換すると電流が小さくなるのでコンピューターが球切れと検知して(保安部品なので)エラーを出すありがた迷惑な構造になっていることがあります。その際は電球のままブルーバルブ化するとエラーが出ないので悪くない方法かと思います。パナメーラは球切れしても気づかなかったぐらいなのでエラーが出なかったということだと思います。

AmazonでLEDバルブ買うか・・・。