テスタロッサ:とうとう納車!我が家にフェラーリがやってきた!そして乗って帰る、というかやはり駐車に苦労する。。

去る2022/1/20、注文入れてから年末年始を挟んだので1ヶ月弱ほどあきましたが、とうとう我が家にフェラーリテスタロッサがやってきました。やってきましたというより正確に言うと引き取り納車なのでショップから受け取って連れて帰ってきました。今回は苦労した初めての運転の様子を書いていきたいと思います。

僕はいつも引き取り納車を選んでいて、それは納車費用を節約するというよりも、初めてそのクルマを見に行って興奮した場所であるディーラーやショップでクルマを受け取る方が気持ちが盛り上がるからです。そしてキーを受け取って自分でエンジンをかけるその瞬間が「俺はこのクルマを手に入れたッッ!!」と噛み締めるイチバンの瞬間でもあります。

そういう意味でも僕は”キーをひねる”という行為をとても大事に思っていて、プッシュスタートの方が便利なのは当たり前ですがあまり好きじゃないというのが正直なところ。それは以前のブログでも書きましたね。

愛車生活:エンジンスタートにキーをひねる。その尊さを語りたい。

ポルシェがいわゆる鍵を差し込むことがなくなった今でもエンジンスタートはキーに見立てたツマミをひねる、という仕組みを残しているのは拍手を送りたいですね。まぁミニのプッシュレバー式エンジンスターターはそれはそれで好きでしたけど。笑

前回までの記事はこちら。

テスタロッサ:購入を悩んでいる期間に何度か冷静になるタイミングがあった。やはりイカれているのでは?とも思う。
今回はテスタロッサを購入を悩んでいるうちに不安に思うことを言語化して自分の頭の中を整理していきたいと思います。やはり時間がかかる...つづく

納車準備ができたと連絡をもらったらもう待ち切れない!そしてショップの前に鎮座するテスタロッサの異様なオーラにおののく。

今回は仕事の隙を見て平日に納車。最初の運転はとにかく緊張するので、家までの帰り道が空いている時間を狙いたかったのと、連絡もらってから土日まで待てなかったというのもあります。見た目は大人、頭脳は子供なんで。笑 

毎回そうなんですけど、特に今回はフェラーリを買いに行くという貴重な体験なので(たぶん覚えてないのだろうけど)子供も行きたいということで一家総出。行きはつゆだく(ローバーミニ)で行って帰りは2台並んで走って帰ってきます。子供たちもトミカで持っているフェラーリという車の実車が観れるということで目がキラキラしてました。クルマバカな父親ですが、やっぱり自分の子供たちが自分の手に入れたクルマに目を輝かせてくれるのは嬉しいんですよね。

そして浮き足立ちながらショップへ。そこでまぶたの裏に焼き付いたのが、角を曲がってショップの通りに出た瞬間に、デデーンとショップの前の道に鎮座していたテスタロッサの後ろ姿。低くてめちゃくちゃ幅のある、あの独特なテールが目に入った時は思わず声が上がってましたね。購入までにショールームの中では2度ほど見ましたが、それがショールームではなく公道に置いてあると突然にリアリティを感じたのとその異様なオーラにおののきました。

フェラーリテスタロッサの納車

そしてコックピットドリル(操作レクチャー)を受け、軽く近隣の試走に付き合って頂いてから帰路に。クラシックフェラーリって案外色々とボタンがあって覚え切れないですね。。もっとシンプルというかほとんど機能がないかと思ってました。笑

と持ち帰るまでサクッと書きましたが、1時間以上色々話したりお付き合い頂いたんですけどね。笑 

それとありがたいことに追加で備品まで用意して頂いていました。消火スプレーにパンク修理キット、それにスペアキーがなかったのでわざわざスペアキーまで作って頂いていました。元々気をつけて乗るべきクルマとはいえ、これだけの備えがあれば安心して乗ることができるので本当に感謝の限りです。めちゃくちゃ良いショップでした。

ここからが本番。4年ぶりの左ハンドルマニュアル車を乗って帰る。緊張してエンストしそうでこわい。

さてテスタロッサを家に連れて帰るというここからが本番です。運転こえー!!笑

僕自身ぽすけ(987ケイマンS)から4年ぶり?ぐらいのMT車(マニュアルトランスミッション)、そして左ハンドル。まぁ右ハンドルのMT車は教習所以来乗ったことがないので、そこは左ハンドルの方が感覚があるので良しとします。左手でシフト操作するのと右手でするのでは感覚が違いますからね。

フェラーリテスタロッサの納車

今でも思い出しますが、初めてポルシェを買ったときの納車日。もちろん引き取り納車でぽすけ(987ケイマンS)を連れて帰ったのですが、初めてのスポーツカー、初めての左ハンドル、そして教習所ぶりのMT車ということでめちゃくちゃ緊張していました。8月で夏の暑い日でしたね。もちろんエアコンはつけていますが、音楽をかける余裕もないし緊張で汗だく。そして緊張したところに教習車とは全く違う重たいクラッチを踏んでいると、踏み切ってクラッチを切ったところは全然問題ないのですが、半クラッチの微妙な力加減のところで緊張とクラッチの重さで足がプルプル震えてしまうわけです。それが原因で持って帰る間に何度かエンスト。後ろからはクラクション鳴らされますし、キーを捻り直してもなかなかエンジンがかからなくてさらに焦る焦る(しっかりキーを回し戻してからでないとエンジンが再度かからないことに気づかなかった)。もう帰り道に坂道発進がないことだけ願いながら帰りました。笑

ケイマン:新卒のみんな!就職3年目でポルシェはこう買う!~固い意思と節約が必要編~

そんな甘酸っぱい(苦い?)想い出が蘇ってくるわけです。そして今回は大丈夫だろうかと不安でした。

ところがストップ&ゴーを減らすために高速メインで帰ってきたこともあって、2mぐらいある車幅に対しての左ハンドルもそれほど気にならず、MTもタコメーターを眺める余裕こそなかったですが、思ったより身体が覚えていてくれたようで自然と右手が伸びて適したギアを選択していました。あとは高速に乗ってしまえばもうただ気持ちいいだけのクルージングをすることができます。それにバックミラー越しにトコトコついてくる嫁運転のつゆだく(ローバーミニ)を見るとホッとします。ありがとうつゆだく。笑

結局首都高では特に止まってしまいそうな渋滞もなく、テスタロッサを感じながらゆっくりと左車線を流して帰ってきました。初めて走った感じのインプレッションはまた書きたいと思います。

最後にして最大の懸念ポイント。家の周りの狭い曲がり角を通ってガレージに駐車できるか。車幅2mで重ステ、さらにテスタロッサはステアリングの切れ角が浅いらしい・・・。

しかしこれで終わりではありません!最後にして最大の難関は駐車です!!

そしてそれだけでなく家の周りは坂が多くて、車がすれ違えない狭い道と狭い曲がり角が続きます。特にこの曲がり角を曲がり切れるのかにも若干不安がありました。当然ながらパワステなしの重ステで、それはつゆだく(ローバーミニ)で扱いに慣れているから良いとしても、なんせステアリングの最大切れ角が浅いらしい。幅2mの重ステでステアリングも切れないとなると、僕の住んでいるエリアの住宅街は結構絶望的ですね・・・。

「まぁ一応もっとホイールベースが長くて巨体なめぇ(パナメーラS)でいつも通ってるんだし・・・」

と自分に言い聞かせてきたんですが、冷静に考えると実はパナメーラってかなりステアリング切れるんですよね。最大切れ角が大きいということです。むしろ長い車体でよく切れるので横っ腹をコーナー内側にぶつける方可能性の方が大きくて、最初営業さんに教わったのは”狭い曲がり角ではバスのようにある程度ノーズを出してからガッとステアリングを切って曲がるべし”ということ。これも重ステだとステアリングMAXまで切るのに距離が必要なので、真似はできないんですけどね。。

フェラーリテスタロッサのガレージ

しかしこれもなんとかパス。上り坂での曲がり角なので歩行者などがいないかよく確認しつつも、なるべく半クラッチにせずスルリと曲がります。クラッチ焼けるのが怖いですから・・・。

でもガレージに入る時の曲がり角はまだいいんです。家の前の道はクルマ1台分の幅しかないこともあって、基本的にはガレージ左側からバックでガレージ内の右スペースに入れたら、出る時もガレージ左側方向に切って出ていくことになります。つまりガレージに出入りすると家が存在する区画を1周することになるんですね。特に狭いのはガレージから出ていく時に曲がる角、しかも急な登り坂。なのでガレージに入ってくる時のまだマシな曲がり角は、とりあえず問題なくパスできました。

駐車はとにかく嫁にエスコートしてもらえばなんとかなると思ってたが、ここで初のエンスト。そして嫁のエスコート指示が全くわからない問題。

しかーし最難関は駐車。家のガレージは狭いものではないですし、掃除をして物を極力排し、さらにテスタロッサが入りやすいようもう1台停まっているパナメーラをギリギリまで壁に寄せて間口も広く取っておきました。

それだけでなく、こういったクルマはステアリング大きく切った状態で坂道発進をするとクラッチが一瞬で死んでいくので(家の前の道はキツくはないが坂道)、下り坂方向のバックで入れるようガレージの右側をテスタロッサの駐車スペースとしました。それでもなんせテスタロッサは車体四隅の見切りが悪いですし、最近の車のようにバックカメラもコーナーセンサーもないわけですから狭いところに入れるには慣れるまで勇気がいります。

とりあえす初回は嫁にエスコートしてもらいましたが、入りはじめの位置が悪かったせいで何度か切り返し、そして坂道なのでここで初めてのエンスト。ケイマンの頃はエンストしてしまうとガラララッ・・・とエンジンが消えていく音がするのですが、テスタロッサでエンストすると「あれ?静かになった?」という感じで一瞬エンストかどうか気づきませんでした。しかし住宅街でエンジン再始動しながらチンタラ駐車するのは結構うるさいと思われ、近所の目が気になります・・・。笑

フェラーリテスタロッサのコックピット

それと窓を開けてるのに嫁の声が聞こえない。笑 車体後方からの声はエンジンにかき消されてほとんど聞こえません。止まれが聞こえないのは危険すぎる。。さらにバックミラーで嫁のジェスチャーを確認しますが、トンネルバック越しに映るのは胸より下までなので、それより上で大手を振って取っているジェスチャーが全く写ってなくてわからない。笑 それでも何とか駐車場に入れました。。久しぶりにザ・ワールドにかけられたぐらい時が長く感じました。。わからない人はジョジョ第3部を見てください。笑

ガレージに入れて降りてみると、まずは自分のガレージにフェラーリがある喜びよりも、まずはちゃんと持って帰って駐車できたことにホッとする気持ちの方が大きかったですね。そしてその直後、嫁から「エスコートするのにテスタロッサの後ろに立っていたら服が死ぬほどガソリン臭くなった。許さねぇ」と怒られました・・・。たしかに僕もショールームにクルマを見に行ってエンジンをかけてもらったとき、後ろから見ていただけで帰ったら服からすごい臭いがしました・・・。子供の頃からガソリンスタンドの匂いは嫌いじゃなかったんですが、服からガソリンスタンドの臭いがするとさすがにキツいですね。笑 やっぱり今のクルマと排ガスのクリーンさが全然違うのかもしれません。同じ5リッター近くあるパナメーラの排気とは全然違う臭いがします。

やれやれ。とにかくこれで僕のフェラーリライフがスタートです。ブログのタイトルは今後もつゆだくライフで行こうと思います。笑 いらっしゃいテスタロッサ 、これからよろしくね。