ローバーミニ:せめてポンコツっぽい不快音はなんとかしたいので静音化作業。~②ドアウィンドウレギュレーター編~

今回はつゆだく(うちのローバーミニ)においてこの頃気になっていた、走行中の軋み音やガタガタ音の対策をしていきたいと思います。前回はショックアブソーバーの上端ブッシュにグリスを塗り込むことによってリヤ足回りのギシギシ音の対策を行いましたが、今回は左ドアのガタつき音を対策していきたいと思います。

前回の記事はこちら。

ローバーミニ:せめてポンコツっぽい不快音はなんとかしたいので静音化作業。~①リヤショックブッシュ編~
今回はつゆだく(うちのローバーミニ)においてこの頃気になっていた、走行中の軋み音やガタガタ音の対策をしていきたいと思います。作業...つづく

おそらくウィンドウレギュレーターの制振剤を取り除いたのが原因。代わりに固めのスポンジを間に挟んで振動を防ぐ。

ちなみに走行中にガタガタいうビビリ音については、原因を突き止めるために走行中に助手席の人に色々怪しい箇所を手で押さえてもらって、ピタッと音が止まる箇所があればそこがビビリ音の音源だとわかります。原因さえわかってしまえば対策はそれほど難しくないですね。

今回もアタリはついていて、おそらく先日左ドアのウィンドウチャンネルを交換した際、ウィンドウレギュレーターをドアに固定する際の防振&防水ブチルゴム(というか粘土)を取り除いてしまったから。この防振ブチルを除いたことによって走行時に振動が発生してドアパネルとレギュレーターがガタガタ言っている可能性があります。

ローバーミニのドア内装分解

上の画像はレギュレーターを分解する前にもともとついていたグレーの粘土です。レギュレーターの周りに1周ついてますよね。これを取り除いてしまったので同じ位置にスポンジを貼って挟むことにします。

ローバーミニのウィンドウレギュレータービビリ防止

使うのは上の画像のようなもの。これは厚さ5mmのスポンジ(フルーツの箱に入っているようなものではなく、固めのパッド)を用意して、これに幅10mmの両面テープを貼ってハサミで半分に切った自作品ですね。つまり幅と厚みが5mmずつのモールを作りました。

作業自体は簡単でウィンドウレギュレーターを緩めたらドアパネルとの間にスポンジを貼り込んで戻すだけ。

これをウィンドウレギュレーターとドアパネルの間に1周貼ります。画像省略しちゃってるのですが、単純にレギュレーターのネジを全部外して、開いた隙間にスポンジを貼り込んだだけ。ねじ穴の部分は避けています。

ローバーミニのウィンドウレギュレータービビリ防止

そしてネジを戻すだけなのですが、スポンジを貼ったからといって甘く締めずに通常通りの力でしっかり締めます。スポンジは潰れてしまって問題ありません。

引きで全体を見るとこんな感じ。

ローバーミニのウィンドウレギュレータービビリ防止

見た目はそんなに変わりませんが、ドアパネルとレギュレーターが直接触れることはなくなったのでガタつくことはないと思います。

ついでにドアの木製パネルにも制振スポンジを貼っておく。でも試走してみるとビビリ音が消えずに的外れだったみたい・・・。

せっかくドアの内張まで外したので、ついでにドアパネル側にも防振処理をしておきます。たぶんここが鳴っていることはないと思いますが、ついでです。

ドアの内張パネルは安っぽい木の板でできておりべヨンべヨンです。なので振動を起こしやすいかもしれません。つゆだく(うちのローバーミニ)の場合はレザーを張り込んでいて、かつ裏側まで折り返して貼っているのでこれが制振効果を持っていると思います。とはいえスポンジには勝てないので追加でスポンジも貼っておきたいと思います。

上の画像のように1周貼ってみたのですが、結論としてはこれは失敗で、5mm厚のスポンジを一周貼ると厚みでドアクリップがドアにはまらないという事態になりました。。なので(画像がないのですが)これらのスポンジをもっとクリップから離した内側に貼り直して取り付けています。これで制振対策としては完了です。

しかし実際に試走してみるとビビリ音は消えず・・・。元々走りながらドアのいろいろなところを手で押さえてみてもビビリ音が消えなかったので、「これはドア内部だろう」と踏んでレギュレーターの対策をしました。でもそれも違ったみたいですね。。残念。もうちょっと原因究明をして再度トライしたいと思います。まぁ今回の対策はそれはそれでやっておいて良かったと思うので良しとしましょう。