ローバーミニ:またハザードスイッチの接触不良。ついでにアルミ調にドレスアップだ。~②アルミでドレスアップ編~

前回つゆだく(ローバーミニ)のハザードスイッチ接触不良を分解修理してきました。今回はついでに前々から気になっていたスイッチ類の経年劣化を直すべく、アルミ調というかアルミテープを使ってドレスアップしたいと思います。

元々ルーフのユニオンジャックと同じサテンホワイトのアクセントカラーを入れていたのですが、ちょっとモダンになりすぎる色調なので、クーラー吹き出し口をアルミ調に変えたのと同じようにスイッチもアルミ調で揃えたいと思います。吹き出し口のDIYドレスアップはこちら。

ローバーミニ:DIYでエアコン吹き出し口をアルミ調にして高級感を出す。
いやー、まじで自粛ですね。そう、僕は東京都内なので自粛ど真ん中なわけです。でも大人はまだしも子供はそれがかわいそうで、本当はいっ...つづく

ちなみに電装系のスイッチボックスもアルミ調で揃えています。

ローバーミニ:電装系のスイッチボックスのデザインをリニューアルする。

樹脂はとても劣化しやすい。そして黒い樹脂が白っぽくなってるほど車が古く見えてしまうことはない。

作業前のスイッチボックスは元々黒いプラスチック素材で、各スイッチがオンになったら光るように小窓がついています。ただよく触られる部分だからか素材の問題なのかわかりませんが、室内の他の樹脂部品と比較して白っぽく劣化しやすい感じがします。下の画像だとちょっとわかりづらいのですが、実物を見ると”真っ黒”というよりグレーっぽくなってしまっているので、コンソールの他の黒と比較して目立ちます。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

もうちょっと角度を変えて見るとわかりやすいですね。下の画像は他のスイッチも外してきたところですが、表面が白っぽくなって引っかかれたところは黒が覗くという感じです。左からブレーキフルードの残量チェックスイッチ、リヤウィンドウヒーター、リヤフォグ、フロントフォグです。ちなみにリヤフォグはついてないのでこれはダミーということですね。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

これを黒で塗装し直そうかなとも思ったのですが、やっぱりスイッチってメカメカしい方が機械好きとしては楽しいので(電装系スイッチパネルもトグルスイッチにしている)金属調にすることに。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

裏側はこんな感じ。やっぱり手に触れない裏側は樹脂の表面が黒々しいので、触ったり紫外線に当たることによる劣化ということになりますね。

ちなみにこのスイッチの表面だけを取り外す方法ですが、下の画像ではスイッチボックスそのものを引き抜いていますがその必要はないです。笑 表面のパーツだけを左右でつまんで若干内側に押しながら引き抜くと簡単に外れます。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

スイッチをオンにしたときに点くランプの電球を交換する際もこの方法で表面のパーツだけを取り外します。そうそう、それとスイッチを戻す時の並び順を間違えないように気をつけないといけないですね。上の画像の通りで、真ん中はハザードスイッチです。

いつも通り養生テープで型をとってからアルミテープを切り出す。アルミテープ単体では弱いのでスクラッチガードフィルムを2重で貼る。

と、次の作業に移ろうとしたのですがトーマスのプラレールが動かないので直してくれと・・・。モーターの端子が接触不良を起こしていたので分解して修理しました。プラレールって軸に髪の毛やらホコリやらを拾いやすく結構絡み付きやすいんですよね。なのでついでにこれも全掃除。やれやれ。

ローバーミニのハザードスイッチの分解修理

さて本題に戻ると、今回はスイッチなのでアルミを貼る作業は面が立体的でないぶん、クーラー吹き出し口よりも簡単です。ただし面が湾曲しているのでいつも通り養生テープで実物採寸します。ピンボケしちゃってますがこんな感じ。もちろんスイッチオンで光る小窓はくりぬきます。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

次にアルミテープを適当な面積に切り出します。アルミテープもメーカーによって粘着力が結構異なるので、粘着力がある程度高いものを使わないと押しているうちに剥がれてくるかもしれません。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

アッポーペンのような平らなもので裏側から軽く均します。 スティーブジョブスもまさかこんな使われ方をするとは想像できなかったはず。そしたら表面保護としてスクラッチガードフィルムを貼ります。アルミテープは弱いので爪などで簡単に跡がついてしまいますが、スクラッチガードを2重で貼ればそれを防げます。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

その上から型通りにカッターで切り出したのが下のアルミテープ。これをスイッチパーツに貼ることになります。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

どうしても切った端がデコボコしやすいので再度アッポーペンで均しておきました。これを5枚作ります。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

模様を入れようかちょっと考えたのですが、いろいろなところに模様を入れるとごちゃごちゃしてくるのでここはプレーンにしました。それと何度も押す、しかも結構スイッチが硬いので強く押すとなれば模様をつけてもだんだん消えてっちゃうかなと思ったところもあります。

スイッチに貼り付けて車体に戻したら完成。思ったより雰囲気が変わっていい感じだと思う!

そしてスイッチの表面を脱脂してから貼り付けます。こういうのはまず小窓の位置を合わせてから周囲を貼るのがズレない方法です。角部分はあえてちょっと大きめに作っているので、これもアッポーペンで慣らしておきました。いい感じじゃないですか?

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

これをスイッチボックスにパチンとハメて戻します。幸いなことにミニのスイッチは隙間が大きいので、こういった厚手のシールを貼っても問題なくスイッチが動作します。笑

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

5つのスイッチに貼り付けたところ。思っていたより良い感じな気がします。一番左のリヤフォグスイッチは表面に空気が入ってしまったので、これは後から作り直しました。。

ローバーミニのハザードスイッチドレスアップ

というわけで完成写真。この辺りは暗いこともあってあまり目立ちづらくみんな黒いので運転中パッとスイッチがわかりづらいというのもありましたが、メリハリが効いた良い感じになったと思います。

ローバーミニのアルミニウムスイッチパネル

ここに限らず他の色々な部分ももっとトータルコーディネートでアルミ調にしていこうと思ってますのでこれからもちょこちょこ掲載していきます。作業は進んでるんですけどブログが追い付かないんですよね。笑