ケイマン:昔のDIYを。ケイマンってDIYで触っていいんだっけ?

これ、DIYブログでしたよね?

いや、そうなんです。なんだか最近車のメンテナンスについては書いているものの、元々は自分仕様に改造しよう的なDIYブログなんですよ。

実を言うとそれほどDIYができていないわけです。かれこれ子供が生まれて半年以上、なかなか土日も手放しに車いじっているわけにはいかないわけですよ、世の中。笑 いや、僕が子供にのめり込んでいるのもあるのですが・・・

とはいえ、とはいえですよ。愛車は僕の思った通りの仕様になっているかと聞かれると、

「いやー、まだまだやりたいことありますよ!」

と即座に答えるぐらい、まだ色々やりたいことはあります。

時間さえ無限にあれば・・・でも所詮はサラリーマン。平日は疲れて帰ってきて、肩を落としながら脱ぎかけのスーツのまま、発泡酒をすすっているわけです。あー世知辛い。笑

でもよく考えると、今まで色々とやっているわりにはブログに挙げていないDIYもたくさんあるので、ちょこちょこそれらを紹介していきたいと思います。

■ポルシェにだって手を出しているんです。

ぽすけ(ケイマンS)を購入してからしばらくというもの、

「いやいや、ポルシェなんて改造しようものなら資産価値がどんどん落ちていって恐ろしいわ!!」

と思っていたのです。

それは正しいと思います。世の中の改造車の例に漏れず、ゴテゴテにチューンされた車両は安く販売されています。理由は簡単で「乱暴に走りこまれてそう」だから。あとゴテゴテだとセンスも問われるので、一般受けしなくなるのも理由です。

でも僕にとって高嶺の花だったケイマンが手元に来て、満足げに乗っているとだんだんあることに気づいていきます。

「普通のポルシェなんて都内だとその辺をいくらでも走ってる・・・」

軽く出かければ環七で2台、3台、カイエンあたりまで入れればもっとたくさんのポルシェに出くわします。事実として、ノーマルのポルシェごとき、Tokyoではなんの珍しさもないわけです。神奈川の端っこから出てきた僕からすると、苦労してやっと手に入れたケイマンでこんな気持ちになるとはまさか思いませんでした・・・

■やっぱり人とカブるのが嫌で・・・

希少性がないと気付くと、一気に人とカブってる感が出てくるので無い物ねだりですね。でもネットをフラフラしていると軽くイジっているポルシェや、上位モデルへの憧れが出てきます。

そしてぽすけ(ケイマンS)を仮にDIYするなら、「自分でやったんだな」という品質は許されないなと思っています。それがまたハードルを上げるのです。笑

その一方で人様のブログを眺めていたり、特に海外ではポルシェだろうとサクサクとDIYをしているのを見てしまうと、「イケるのでは?」と思ってしまうのですから不思議です。元々ビルシュタインが入ったケイマンを買ってしまったというのもあって、ドノーマルを大事に乗ろうみたいな気持ちが薄いのもまた拍車をかけます。

最初は可逆的なDIY(つまり売る時に戻せる)に限定しようと思っていたのですが、それにも限界がありました。品質を上げるためには腹をくくって不可逆的なDIYをするしかないかもしれない・・・

で、気がついたらまずキーを塗っていました。笑

ケイマン:キーのカーラッピングフィルム貼りをDIYでやる。~分解・脱脂編~

ケイマン:キーのカーラッピングフィルム貼りをDIYでやる。~ラッピング編~

ケイマン:やっぱりDIYでキーを塗装してみる。

■ということで色々やる前のぽすけ。

最後に色々とやる前、購入時のぽすけ(ケイマンS)でも載せておきましょう。

前のオーナーがやっていたことはこんな感じ。

  • ショックアブソーバーをビルシュタインの減衰調整式に変更して30mm以上車高下げる
  • 車高下げてタイヤが中に入ってしまった分、スペーサーでなるべくツライチに
  • 純正ホイールをブラックに塗装、エンブレムは外し
  • メンテ面ではエンジンをオーバーホール

でした。足回り中心に手が入っていますね。これも購入のポイントでした。自分でイチからやるとめちゃめちゃお金かかりますからね・・・

ということで、それ以降はほぼお金かけていません。DIYの材料代だけですね。