パナメーラ:ポルシェを買うために選んだ職業。でも仕事が憂鬱。

僕は最近とっても憂鬱なわけです。

いつもいつも何が憂鬱かというと、そのほとんどの場合が仕事のことであって、僕は本当に人生において無駄に仕事の占める割合が多いなぁと嫌になります。仕事の占める割合が多いというのは時間のことではなく(時間もそうですが)、

「仕事が上手く回っていない時は、プライベートも含め全般にうまく回らない」

というぐらい人生が仕事に侵されているということです。ハッキリ言って仕事とそれ以外が関係ないことは明白であり、きっちりメリハリをつければそれでいいじゃないか、ということも頭ではよく理解しています。

でもそううまくも行かないのが、不器用な僕の大きな課題です。なので意図的に時間を作ってブログなどを更新しながら気晴らしをしたいと思います。まぁ僕も仕事やらなにやらのせいで人付き合いが悪く、あまりこういった話をできる友人がいないというのも事実です。笑

■今まで車を買うために仕事を頑張ってきたと言っても過言ではない。

新卒でサラリーマンの仲間入りをしてからというもの、好きなスポーツカーをなんとか買ってやろうと仕事に精を出してきました。

僕は夢やら目標やらやりたいことやら、そういった先々に向けた前向きなものをあまり持っていないタイプです。就職活動をしていた時にも色々と企業を見てみたものの、正直ぜんぜんやりたいこともないまま面接を受けて行きました。
そして運良く何社か内定を頂戴して、最後にどこに行くか非常に悩んだのです。

結局選んだのは「給料が良さそうな企業」。

芯がないとかゲンキンな選択だとか思われるかもしれませんが、最後の最後にふと思ったのが

「小さい頃から良いスポーツカーに乗りたいというのだけは、一貫して想いがあったなぁ」

ということ。もちろんそれまでは親のお金で学校に行かせてもらっていたので、クルマを買うということを肌感で本気に考えたことはありませんでした。でもいざ自分で社会に出て給料をもらおうとしたときに、クルマを買えるかもしれないと少しだけ実感が湧いたんです。

■自動車メーカーよりも、好きなクルマを買える職業を目指す。

それで給料で企業を選び(と言っても当時は目先の初任給しか見えていませんでしたが・・・)、トヨタの内定も断ってしまったのです。今となっては正しかったのかわかりません。もちろん他にも色々な理由があってトヨタを選びませんでした。
当時のトヨタは学生からも人気がありましたが、親が子供に就職してほしい企業ランキング1位であり、さぞかし両親はガッカリしただろうと今でも胸が痛みます・・・

クルマが好きなのにも関わらずトップクラスの自動車メーカーに就職せず、好きなクルマを買える仕事を模索した僕。もちろん仕事にオイシイ話などないので、心身を追い込みながら長時間かつハイプレッシャーで働くことになります。

そうしてゴリゴリ働き、一方でかなりの節約生活をした結果とうとう手に入れたのがポルシェケイマンS。6年落ちの中古車でしたが自分でもまさかポルシェが自分の手に入るとは想像していませんでした。

そして仕事はしんどいながらも、ケイマンに見合うだけのビジネスマンになろうと必死に働き、心身を壊したこともありますがローバーミニ、そしてパナメーラSと購入に至ることができました。

■それも結局最前線の職業を離れてしまったのが今。

ここまで来れたのは厳しい仕事環境でも1クラス上のクルマに乗れるように邁進を続けてきたからであり、結果として稼いだお金の多くを使ってしまいましたが後悔はありません。クルマが僕を1つも2つも上のステータスに上げてくれたのであって、堂々と振る舞える大人になったと思います。(一方でクルマに散財しているので生活レベルはあまり上がっていないかも)

一方でこうして駆け足のビジネスライフを過ごして、その分ハッキリ言ってしんどいと思いながら過ごしてきました。それが結婚して子供も産まれ、もう少し家族と過ごしたいという気持ちもあって、最近とうとう落ち着いた企業に転職しました。

そして残念ながら、どこの企業で働いたってしんどいものはしんどいと感じています。会社という仕組みが嫌いだからかもしれません。
でも会社を落ち着いた所に変えてしまってから、なんとなく人生進歩していない気がします。これからより高いステップのクルマを買うこともないでしょう。そんな安定(結果として感じるのは停滞)を求めるにはまだ若造すぎるような気がします。つまり後悔まみれなんです。

■すません、結論があるわけではないんです。

なんだか珍しくリアルに仕事の話をしてしまい、お金にも触れた若干ヤラシイ内容になってしまったかもしれません。でも後ろめたいことでもないですし、クルマを買うためにはどう働いたらいいのかと考えている珍しい若い人がいれば、僕なりの考え方を知ってもらえればと思います。結局お金がなければ欲しいクルマには手が届かないのです。そしてお金を手に入れるにはそれなりの作戦が必要になります。

それに到達するために僕なりのHowがあって、今回はそれにチラリと触れてみました。まぁクルマに興味があってこのブログを訪れて頂いている方はサラリと読み流してもらえればと思います。