ミニJCW:DIYでエンジンオイル交換をする。~ジャッキアップ編~

我が家のじょんじょんことミニF56 JCWですが、良い加減オイル交換しなければいけないんですよね。車検の時にディーラーで交換するかーと思っていたのですが、結局今回の車検はユーザー車検で通してしまったのでタイミングを逃してしまいました。

(ユーザー車検を自分で通してみる記事はこちら)

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つゆだく(ローバーミニ)のオイル交換はもはや何度やったかわらかずお手の物なので、BMWミニであっても自分でオイル交換をするかと考えました。

■F56のようなF系統のミニにはオイルレベルゲージがなく、コンピュータ測定。

オイル交換を自分でやれば結構メリットがあります。

  • とにかく安く済む(工具とオイル代のみ)
  • ディーラーに持っていく面倒が省ける(僕の場合近場ではない)

クルマは実直に推奨メンテナンスを続けると結構維持費がかかります。ディーラーへの出入りも結構な頻度になるのではないでしょうか?もちろんオイル交換をサボったりするのはクルマにとって悪いことですが、消耗品類は走行距離と経年劣化の両側面で交換時期を迎えるので、走行距離が低かったり保管状態が良い場合は物によっては不必要な交換を避けることもあります。

まぁそれ以上に全部をディーラーやショップに作業を任せると結構費用がかかるので、難易度の低い作業は自分でやってしまうと結構な金額が節約できます(でなければ僕は3台も持っていられない)。

でも作業手順や必要な工具は車種によって違うので、この辺りは誤りのないように色々と調査をしてから作業をしたいですね。ということでエンジンルームをパカリ。

F系統のミニはエンジンルームにオイルのレベルゲージがありません。オイルは走行と共に汚れるだけでなく、少しずつ減っていきます。オイルはエンジン内で適切に行き渡り続ける必要があるため一定量を維持する必要があり、レベルゲージというオイルの残量を測る機構が必要になるわけです。教習所で教習車に乗る前にイチイチ確認させられたアレです(今もそういう手順を教わるのかな?)

■レベルゲージがエンジンルームにない最近のクルマは”下抜き”しかない。

レベルゲージの場合はタンク内の水位(油だけど)を測るものなので、基本的にゲージが刺さっているパイプはオイルタンクの底(オイルパン)に繋がっています。これが重要で、要はタンクの底にまっすぐ繋がってるならそこからストローでオイルを吸い出せば全部出せるやん!というのが”上抜き”と呼ばれるものですね。上抜きでオイルを抜くと多少オイル抜き残りがありますが、ジャッキアップも必要なくてかなり簡単にオイル交換ができます。

ローバーミニ:オイルの上抜きと下抜きって・・・柔道技?
さてはて、つゆだく(うちのローバーミニ)も無事車検を終えたのでオイル交換をします。 いつもは上抜きでやっている僕ですが、いい...つづく

つゆだく(ローバーミニ)はレベルゲージがあるのですが、最近のクルマはエンジン内にセンサーが内蔵されていてコンピュータが測定(ナビ画面で測定結果を見る)することが多く、そうするとオイル交換時には”上抜き”でオイルを吸い上げる都合の良い穴がないということです。となると”下抜き”しかないですね。。

まぁ結局僕は毎回下抜きによって完全にオイルを抜き切るのですが、作業としては

  1. クルマのフロントをジャッキアップする
  2. エンジンルーム下からドレンボルトを外してオイルを抜き出す
  3. エンジンルーム内からオイルを入れる
  4. 暖気や走行をしながらオイルが適量か測定する

というステップになります。

■BMWはジャッキアップすら、長方形のアダプターが必要。MINIも同じ。

とりあえずエンジンルームのオイルフィラーキャップを外して覗いてみます。オイルは茶色いですが、汚れていなくとも酸化で茶色くなるのは早いのでこれだけ見てもなんとも言えないですかね。

エンジンはある程度密閉度が高いので、オイルを抜くときはこのキャップを開けておくと空気の入る穴になり、下からオイルがスムーズに出てきます。

不必要に開けっぱなしにすると汚れが入るので注意です。

とりあえずジャッキアップしましょう。でもBMW車はMINIも含めてちょっとジャッキアップに準備が必要です。というのもBMW車はジャッキポイントが長方形のソケットになっているんですね。そのため一般的なフロアジャッキは長方形のアダプターをつける必要があります。

上の画像がアダプター。Amazonで購入したゴム製の製品です。この長方形がジャッキポイントにぴったりとはまります。

中華系サードパーティ製品が色々ありますが、なんやかんや1000円ぐらいかかります。ちぇっ。まぁ毎回オイル交換することを考えれば初回のみの投資です(長く乗らないなら別ですが)。

フロント側のジャッキポイント。前輪のすぐ後ろにあります。ジャッキポイントは樹脂製でこんな感じにソケットが突起しているんですよね。。おそらく無視して一般的な円形のジャッキでそのまま持ち上げてる人もいるんじゃないでしょうか・・・笑

アダプターを使った方が車体のジャッキポイントは痛めないですね。でも僕は結局アダプターとジャッキ側のソケットが合っていないので、車体は痛めなくともアダプターは痛みそうです。笑

次回はドレンボルト周りの説明と必要な工具についてです。

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