とうとうつゆだく(ローバーミニ)にスタッドレスタイヤを導入しました。前回はタイヤ銘柄の選択と激安で購入と交換ができた金額について書いてきました。今回は特にスタッドレスタイヤでは悩ましいネット購入で心配な製造年月を問題なく購入するコツと、タイヤの製造年月の見方について書いていきたいと思います。
前回までの記事はこちら。
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スタッドレスに限らずタイヤを安く交換したいなら工賃が安い店を探し、そこでタイヤを購入するのが良いかも。量販店より35%安い。
今回交換したのはかなり小さい店だったのですが、こういった小さい店では生き残るために値引きをかなり行っていることもある一方で、(店構えだけ見ると普段通りがけに入ろうと思わない感じということもあり)なかなか見つけづらいです。なので今回は楽天などのサイトで安い順にショップを見ていくことで発見しました。
それとスタッドレスに限らず安くタイヤを手に入れるコツですが、タイヤ自体はメーカー側の卸価格もあるのであまりにも安くすることは難しく、一方で工賃は価格に差があるので工賃を安くした方がいいのかもしれません。やはりタイヤをネットで購入して交換作業だけ店に持ち込むより、店舗でタイヤを購入してそのまま交換作業をしてもらう方が工賃が安く(イエローハットでも明言されている)、よってメジャーなサイズのタイヤであるほどタイヤを購入したその店で交換作業までしてもらう方が安いことが多いようです。今回の僕がそんな感じでした。
一時は妥協してイエローハットで40,000円で交換でもいいかなーとも思ったのですが、結果25,960円で済んだのですからぜんぜん違いますよね。イエローハットより35%安いので粘ってよかったです。
しかしニッチなタイヤ、たとえばつゆだくサマータイヤのYOKOHAMA A539などは安く手に入る店が自分の近隣とは限らないので販売店で交換してもらうのが良いとは限りませんね。ニッチなタイヤを買うときはどちらかというと”確実に状態の良いタイヤが手に入ること”を重視した方が良いと思います。
タイヤ購入で気をつけたいのが製造年月。コツとしては製造年指定できなくてもメーカー取り寄せの店舗なら心配いらないはず。
しかし例えば楽天のようなネットでタイヤを購入しようと検索してみると当たるのが製造年月の壁です。要はタイヤも所詮ゴムなので「製造してからどれぐらいの年月か」「どれぐらい走って磨耗しているか」の2軸で古さを評価します。
新品タイヤを購入するならもちろん気にすべきは製造年月。特にスタッドレスはゴム質が柔らかくデリケートなので、その分古くなるとゴムが劣化して硬くなり性能を発揮できないと言われてきました。もちろん通常のサマータイヤでもそうなのですが、スタッドレスは特にということですね。
しかしスーツとは逆でスタッドレスは冬しか履かないので1年間で使用期間がサマータイヤより短く、そのくせ劣化しやすいとなるとやはり少しでも状態の良い、つまり出来立てホヤホヤを購入したいというのが人の心です。JAFのサイトを見ると一般的には3から5シーズンは使用できると書いてありますが幅がありますね・・・。それと最近はJAFの試験も公表されていたと思いますが、保管環境が適切であれば2シーズン前(つまり2年前ってこと?)の生産タイヤでも直近生産のタイヤと同等の性能を発揮するということが証明されているようです。そのためメーカー在庫であっても今年生産以外のスタッドレスが発送されてくることはあるようです。さすがに2シーズン前のタイヤが来ることは稀でしょうが、シーズンモノなので去年生産のタイヤが来ることは普通にあるかもしれませんね。
ただ気をつけたいのが”適切な保管環境であれば”ということ。ネットで購入しようとすると”在庫確認後に発送”という場合があり、それがメーカーにある在庫を確認して取り寄せ発送なら問題ないと思います。先述の通りメーカーで丁寧に保管されて品質担保されたものが発送されてくるからです。こういった店舗は「製造年月の指定はできませんよ」と記載されており一瞬不審に感じるかもしれませんが、それはメーカーが何年製造のモノを送ってくるか分からないので答えようがないだけで問題はありません(しかも在庫リスクを抱えていないので安いことも多い)。ただ”在庫確認後に発送”というだけではメーカーからかどうか確約がないので確認した方が良いと思います。
また即日出荷だったり、対応が早い店舗は店舗で在庫を持っているということです。普通の商品だとその方が早く届いてありがたいですが、タイヤの場合は”自社在庫”かつ”製造年月指定不可”だと何年製造のものが送られてくるかわかりませんし、保管状態も全く分からないので僕は避けてしまいました。タイヤは安いからといって飛びつかず、この辺りを確認してから購入したいですね。
タイヤの製造年月ってどうやって見たらわかるの?思ったよりシンプルにタイヤに印字されているのでわかりやすい。
タイヤの製造年月はタイヤの側面に印字されていて、例えばブリヂストンにおける見方はこうです。
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/dictionary/number.html
今回購入したダンロップでもタイヤに印字されいている4桁の数字を見てみれば製造年月が分かります。受け取った今回のタイヤを見てみると”X0322″です。これは第3週、そして2022年ということを指しています。つまり出来立てホヤホヤですね!まだ工場のおっちゃんの温もりを感じます!!これでは全くもって製造の古さを気にする必要はありません。
まぁ僕が冬のシーズン真ん中にスタッドレスを購入する(遅い)からかもしれず、シーズンイン前に購入すると去年生産のものがくる可能性も高まりますが問題ないはずなのでその辺りは割り切りです。
ちなみにホイールにタイヤがついていない状態で持っていって、タイヤ取り付けと受け渡し作業にかかった時間は15分ぐらいでした。ど平日の空いている時間に行ったのとタイヤの取り付けは2人で並行作業していたのもありますがめちゃくちゃ早いですね。たしかにこれなら他の店で工賃あんまり高額に取られると嫌だな・・・というのはあります。笑
それとつゆだく(ローバーミニ)へのタイヤ取り付けはしてもらわず、積んで帰ってきました。言い方が悪いかもしれませんが、小さなショップで(店の画像を見ると)リフトではなくジャッキ作業のようなのでサクッと自分で交換しようと思ったのが主な理由です。ローバーミニはジャッキポイントがわかりづらくフロアを凹まされたり、ボルトを締められすぎたりと、普通車感覚で作業されると何かとトラブルの元なので避けたというのがあります。それとショップの待ち時間を短くしたいというのもありましたけどね。
ということでスタッドレスタイヤを安く早く手に入れることができてHappyなのですが、まだ悩みのタネとしてオーバーフェンダーと合っていない問題が残っています・・・。さておき次回はドライコンディションにはなりますが、走行インプレッションを書いて終わりにします。